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ホンマノオト2015年Ⅱ期アクセスランキング150 (2)2020年大学入試改革ショック

☆アクセスランキングの記事をテーマ別にして、その記事数を集計してみると、記事数の偏りの割には、傾向が見えるので、2件以上の記事のテーマランキングを紹介します。

2015

☆2016年は、「2020年大学入試改革ショック」で、三田国際の記事がナンバー1。中学入試や大学入試の関連記事は当然多くなるので、それはカッコにいれてという条件付きですが。

☆この「2020年大学入試改革ショック」の中学入試の牽引モデルは「三田国際」というのは、今年は、広く知られることになりました。中学受験史の歴史に残るでしょう。

☆そして、後に続くのが、かえつ有明、聖学院、富士見丘、工学院、東京女子学園、成蹊、八雲、共立とやはりC1英語、アクティブラーニングをしっかり実践していることがポイントですね。

☆この中で、聖学院、富士見丘、工学院、東京女子学園は、iPadを活用して、アクティブラーニングの肝である「リフレクション&シェア(R&S)」の実践も進んでいます。

☆かえつ有明、聖学院、工学院、富士見丘はルーブリック作成先進校で、特にかえつ有明の「知のコード」、工学院の「思考コード」はメタルーブリックになっていて、まだ中高段階では広まっていませんが、首都圏模試センターが「最難関模試」や「公立中高一貫模試」の評価の手法で活用しているものです。要するに「思考力」を評価する指標ですから、どうしても、思考力型入試や適性検査型の問題を出題する学校に限り必要とするものなので、この重要性に市場が気づくのはもう少し先です。

☆思考力を重視すれば、自ずと「思考コード」が必要になるからです。Y-SAPIXは、そこに気づき、中学から思考力重視の模擬試験を実施しますが、そのときに文科省のコード体系を参考にして評価を出していきます。

☆文科省も、「思考力・判断力・表現力」を評価する「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」で活用しますが、それが「思考コード」であるという認識がまだありません。しかし、実行します。

☆ということは、ここは今後の市場でビッグバンとなる核の部分です。ここは、2017年中学入試の動向に影響を与えることになるでしょう。

☆そして、極めて重要なことは、「思考コード」を編集でき使える教師はかなり先進的で、アクティブラーニングのプログラムを作成できるコーディネーター、であり、コーチであり、ファシリテーターであり、データサイエンティストでもあるというマルチロールプレイヤーでもあります。

☆このような教師をスーパーグローバルティーチャー(SGT)と呼び、21会では研修をしています。このSGTの中心的存在である工学院の高橋一也先生は、“the 2016 Global Teacher Prize Top 50 Finalists”に選ばれました!日本人初という快挙で、各詩から取材が殺到しています。やはり、時代はSGTを必要としているのです。

☆2016年中学入試では、大妻中野と桐朋も注目されています。大妻中野のSGHアソシエート校としての活躍は、SGH校をしのぐ勢いがあります。また、桐朋は複数回入試に踏み切り、駒東、聖光、栄光に切り込むことになるはずです。本郷や攻玉社は直接ダメージを受けるかもしれません。

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