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2016年中学入試情報【01】基本情報

☆いよいよ来月から、首都圏は、本格的に中学入試がスタートします。それに伴って、各中学入試情報シンクタンクで倍率速報もアップされるでしょう。その度にいろいろな情報が飛び交いますので、キャッチした情報については、ここで共有していきたいと思います。まずは、首都圏模試センターのサイトで、基本情報を整理しておきましょう。

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(「東京都」と「神奈川県・千葉県・茨城県・埼玉県」の私立中高一貫校数の比較)

☆「東京都」と「神奈川県・千葉県・茨城県・埼玉県」の私立中高一貫校数の比較をしておきましょう。国立大学附属、公立中高一貫校は除いています。この306校の情報を中心に追跡していくことにします。

☆改めて、東京都の私立中高一貫校のシェアが高いということがわかります。首都圏の私立中高一貫校のトレンドが、東京から始まるのは仕方がないかもしれません。それがいいかどうかは、また別の問題です。むしろ、21世紀型教育の流れから言えば、東京以外のところから、あっと驚くような動きがでてくるはずなのです。その兆しはまだ顕れていないですが、いずれ2017年入試ぐらいで、でてくるでしょう。2016年は、まずは東京のトレンドが中心になりそうです。

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☆首都圏模試センターの教育情報の発信力は、他のシンクタンクの追随を許しません。「公立中高一貫模試」や「最難関校模試」を実施しているので、その領域もカバーしています。また、「帰国生入試」のページも充実してきました。

☆そのため、2016年の中学入試における「新テスト」のトレンドもきっちりまとめています。「適性検査型入試・思考力テスト・PISA型入試」「英語入試」に関してここまで基本情報がまとまっているサイトはないでしょう。

☆そのページから、上記の首都圏私立中高306校のシェアを出してみました。両方の新テストが、それぞれ28%、20%となっていますから、2016年はいよいよパレート最適を超えることになります。このシェアはトレンドになった目安になると思います。

☆さらに、エリアと男女・共学校別に出してみると、

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☆やはり、この新テストのトレンドは東京が拠点であり、女子校・共学校の動きが速いことに気づきます。男子校の多くはその意味では21世紀型教育に相変わらず乗ろうとしていないということでしょうか。そういう意味で、新テストのトレンドをつかんだ男子校聖学院が人気が高いというのは重要な動きです。

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☆21世紀型教育を行っている学校は、75校+21校=96校になりました。これも31%シェアですから、トレンドになったといえましょう。

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☆最難関×最先端(21世紀型教育)校75校と21世紀型教育校(最先端校)75校それぞれのエリア別、男女共学別の校数比較を整理しました。新テストのトレンドに一見乗っていなくても、東京の災難校の男子校には21世紀型教育を行っているところが実は多いですね。

☆これは麻布や武蔵のようにもともと入試問題が思考力重視型の問題のため、新テストのモデルになっていたからです。ますます、聖学院が人気が出るのは、ここに大きな理由があったのです。

☆聖学院の新テストのトレンドは、男子御三家や海城のような21世紀型教育最難関校とベクトルが合っていたということなのです。

☆いわうる御三家は、二兎追っています。大学合格実績とリベラルアーツですね。聖学院もまた二兎追っています。しかし、ミニ「開成」と言われるような御三家を目標にしている男子校で、大学合格実績に重点を置いているところも多いのです。

☆今までは、このような細かい点は無視されてきましたが、2015年中学入試から、不確実で不安で、さらには何か脅威を感じる時代にあって、確かな学力を伸ばすだけではなく、自分で考え自分で判断できる人材を養うリベラルアーツ教育、つまり21世紀型教育が重要であるということに、少しずつ関心が高まってきました。

☆2016年中学入試はそこがトレンドになるでしょう。基本情報はそれを示唆していると言えましょう。

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