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2016年中学入試情報【04】模試志望者数で注目校①

☆市川や渋谷教育学園幕張、開智などすでに千葉・茨城・埼玉エリアの中学入試の願書受け付けは昨年12月5日前後から順次始まっていますが、各シンクタンクが倍率速報を本格的にオープンするのは、1月8日前後。それゆえ、しばらくは模擬試験の志望者数の動向から、ざっとおさらいしてみましょう。

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☆もっとも、開智先端Aや1回、2回の募集は、現段階で昨年を上回っていますから、倍率速報ももっとはやめに全貌がみえてくるかもしれません。

☆今年の駅伝は凄かったですね。オリコンはこんな記事をリリース。「青山学院大学の2大会連続優勝で幕を閉じた年始恒例の日本テレビ『第92回箱根駅伝』の平均視聴率が4日、ビデオリサーチから発表され、2日の往路は28.0%(前7:50~後2:05)、3日の復路は27.8%(前7:50~後2:18)を記録したことがわかった(関東地区)。」

☆中学入試と関係ないかもしれませんが、2年連続、新年早々、「青山学院」の名前が全国に轟いているのですから、高感度は高いでしょう。もちろんSGH校とか新校舎とか教育内容の要因が大きいですが、中学入試でも青山はたくさん生徒が集まりそうな気配です。

☆麻布、開成、武蔵、海城、駒東、慶応普通部、筑駒といなると、武蔵と慶応は人気ですね。最難関校なのにグローバル教育に目を見開いていますから。次に、開成は横ばいかな。ここはそう簡単に崩れないし、柳沢校長のメディア露出が光っていたかもしれません。しかし、ちゃんと有力シンクタンクがプロデュースしていたので、そこはちゃっかりのっかっていますね。サバイブするにはこうでなければ。

☆筑駒は、開成次第ですから、安泰でしょう。

☆麻布は、そういうプロデュースは嫌いますね。プロパガンダは敬遠します。それでもサバイブできるのだという自負があるんだけれど、≪私学の系譜≫の希望なのだから、頑張ってほしいですね。札幌出身ですから私の母校ではないですが、母校と少しだけ似た雰囲気なので、麻布は、個人的に大好きです。

☆ここは私情を挟んでいるので無視してください(笑)。さて、そんな中、海城は今のところ横ばいですが、おそらくもっと人気がでるでしょう。リキッドモダニズムをサバイブする破格の希望の私学ですから。グローバル教育の「グローバル」の新しい意味を一番よく理解しています。

☆対する聖光は、やはりグローバル教育を推し進めていますが、カトリックの中で抜け駆け的戦略で栄光を苦しめていますから、実におもしろいですね。カトリック校が変わろうとしないものだから、嫌気がさしてユダ的覚悟をもって聖光は頑張ってます。でもユダはやはり最後は海城には勝てないのではないかと思うのです。

☆海城のjジェントルマン教育は、カトリックではないけれど、ノーブレス・オブリージュの旗を掲げた瞬間に、ロールモデルはイエス・キリストですから。渋谷教育学園幕張が、無意識ではあるけれど、同じロールモデルを活用しています。もっとも田村先生戦略はどっちかというと聖光的。というか聖光のモデルでしょうからね。

☆困ったのは駒東です。以上のような特徴がないですから、入試を2回にした桐朋に攻め込まれていますし、攻玉社、巣鴨と同じグループにくくられて、少しずつ右肩下がりになっています。もっとも潜在的帰国生が、選択しなくなった分減っただけかもしれません。

☆生徒募集は絶好調となるだろう足立学園は、首都圏の私立学校といううより、足立区という都市をクリエイティブシティにする期待がかかっています。そういう意味でぜひ中学受験生とともに頑張ってほしい男子校です。

☆穎明館、八王子、明大中野八王子学園は、東大ピラミッドにこだわりますから、リスクテーカーの学校ではないですね。そこがいいのですが、「それでよいの?」という波も、以前より大きくなっていrますから、どこまで耐えられるかですね。

☆江戸川女子、絶好調でしょう。大学合格実績とグローバル教育の二兎を追っているからですね。そしてなんといっても、シンデレラ城のようなキャンパスには女子は魅力を感じるでしょうね。

☆桜蔭とかJG、雙葉は、昨年がご承知の通りサンデーハッピーだったので、今年は見かけ上減りますが、問題ありません。しかし、これが東京の女子校全体には問題です。JGは別格ですが、桜蔭、雙葉は、自分だけ良ければよいと思っていなくても、結果的にそうなりますね。女子校の新しい息吹を窒息させているのは、あなたがたです。もっちっと貢献しなければ。特にカトリック校の雙葉は。桜蔭は建学の精神が個人主義だからしかたがないですが、雙葉はカトリック校ですよ。マザー・テレサの私の思い出が、雙葉に厳しい目を持たせてしまいます。これも私情が入っているので無視してください。

☆桜美林も調子がよさそうですね。なぜだか、正直わかりません。オベリズムは結構孤高のプロテスタンティズムなので、それがどう広報や教育に一貫しているのかよくみえないからです。しかし、広報の先生が、生き生きと仕事をしているのを見るにつけ、そのようなマインドを放てる雰囲気なのだろうと推測するのは難くないということでしょう。

☆鴎友や洗足もノープロブレム。しかし、もう少し頑張ってほしいですね。なぜなら両校は今のところ世の中の光をめざしていないからです。それぞれの学園内の生徒にとっては最高の環境でしょうけど。キリスト教の学校ですからね。ユダにはならないでください。もちろん、今は違いますが、このままいくと。。。

☆大妻、大妻多摩、大妻中野、共立女子、共立女子第二は、なかなか好調です。特に大妻中野と共立女子は、2016年入試で発想革新をした部分が当たっています。

☆開智日本橋、三田国際は、新たに生まれ変わって2年目ですが、奇跡の生徒募集は、2016年入試でも続きます。その理由は、もはや説明するまでもないいでしょう。

☆かえつ有明も絶好調ですが、今学内の先生方は、他のどんな学校よりも強い絆で燃えています。教育の論理がすばらしいのはいうまでもありませんが、経営の倫理も21世紀型経営になります。

☆教育の論理が21世世紀型教育の私学は25%ですが、経営の倫理も21世紀型になっている学校は少数です。麻布はもしかしたら、本来はそうかもしれません。あの事件を見事に乗り越えた歴史がありますから。

☆とにかく、石川校長、前嶋教頭、山崎広報部長、佐野教務部長、スーパーグローバルティーチャー金井先生、プロジェクトリーダーの篠原先生などを応援する生徒、保護者、外部のネットワークは莫大ですから。なぜか?そりゃあ一期一会を大事にし、絶望を希望に変えるU理論がベースにあるからです。

☆方法論やスキルがグローバルな学校は山ほどありますが、哲学が普遍的グローバル思想である学校は少ないですね。カトリック学校ではないけれど、本物のカトリック学校のような錯覚におちいるぐらいです。

☆たいていは新自由主義的経済グローバリズムですから。しかし、時代は変わります。少なくとっもポスト資本主義は乗り越えられます。さて、未来をどう描くのか、そういう話ができる教師が先に挙げたかえつ合有明の先生方です。ここも私情が入りました。無視してください。

☆学習院は好調ですが、学習院女子は少し減るかもしれません。戦後の天皇やその当時の皇太子は、やはり国民的人気があります。レフトの人からは叱られそうですが、やはり日本人のアイデンティティは天皇家ですよね。

☆しかし、そのアイデンティティは、軽井沢テニスコートから始まって、AKB48的なアイデンティティと重なりますよね。いやAKB48のプロトタイプだったのかもしれません。といったらライトからは睨まれるかもしれませんが。

☆そんな中、学習院を選ばずに、リベラルアーツカレッジICUを選ぶ姫君たち。表層的かもしれませんが、深層にはやはり普遍的なグローバル思想=リベラルアーツがトレンドということではないでしょうか。ICUはプロテスタント校ですがね。

☆吉祥女子も根強い人気です。筋金入りの20世紀型教育ですから、安定感、安心感は抜群です。ただ、その安心感、安定感は、20世紀型社会が前提です。もはや中1は21世紀生れです。学校としての社会的使命に目覚めるのはいつでしょう。「フォースの覚醒」はやはり大人気です。でもそれは聖書や神話のミメーシス(擬態)ですから、やはり、登場人物としてはユダと使徒の対立になります。

☆カイロ・レンvsジェダイ・レイということでしょうか。ですから、吉祥女子vs大妻中野もそういう神話のミメーシス的な流れなのかもしれません。聖光vs海城もそうですね。

☆なんかニーチェ的ですけれど。価値は多様ですから、選択に関しては、あくまで私事の自己決定です。私の考え方がふざけていると思ったら、無視してください。でも古事記のころから神話は連綿とミメーシスを経由して転々と生き残っています。DNAがそもそもそういう機能を持ってますか。これもまた一面の真理です。

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