2016年中学入試情報【18】倍率速報と模試情報で注目校⑨
☆彼らは、教育のサポートに力を入れたいという思いは以前まであったのですが、今年になって急激に変わってきています。
☆だいたい本間さんは倍率速報に依拠していろいろ書いているけれど、すでにインターネット出願で、水面下では勝負は決まっているんでしょう。こういう時代をどうとらえているのですかとなかなか手厳しい。
☆彼らは、もはやICTを教育サポートツールだとは思っていない。もちろん、表面的にはすてきな営業マンであるが、基本はAI発想である。教育や医療の分野で貢献する優れたツールであるとマスクを装着して接近をするが、実際には、組織まるごとICTとネットワークで創り替えようということ。
☆もはや人間を人間たらしめる条件が変わってきたのですね。組織を組織たらしめている条件も同様に変わってきたのです。
☆しかし、その組織観が、まだ強烈にディズニーランド型ロゴ魂の統合化路線であったりする。
☆一元管理はICTになじむからというわけだそうです。
☆しかし、そうでないアメーバー型の均衡型組織観もあります。これは、今のところ大ICTカンパニーにはなじまない。というよりまだまだAIは追いついていない。
☆前者の組織は条件付きの創造性を大切にするけれど、後者の組織は自由度の高い創造性を大切にする。
☆前者は資本主義的で、後者はハイパー資本主義的。その中間にポスト資本主義があるけれど、これは飛躍を望まない定常持続可能性追求型です。
☆ICTを使っても、20世紀型資本主義の発想もあるし、21世紀型資本主義の発想もある。どちらの組織の構築する21世紀型教育がトレンドなの?
☆今のところ、「20×200=20世紀型教育×20世紀型資本主義組織」と「21×20=21世紀型教育×20世紀型資本主義組織」「21×21=21世紀型教育×21世紀型資本主義組織」のパターンがあります。
☆3つ目のパターンはさらに、ポスト「21×21」とハイパー「21×21」の両方があります。
☆世界の先鋭的教育はハイパー「21×21」です。OECD/PISAやIBは、「21×20」です。前者は起業家精神で動いているし、後者は大企業主義で動いています。
☆「20×20」や「21×20」は程度の違いはありますが、国家依存主義で動いています。
☆そういう意味では、ハイパー「21×21」モデルは、カナダにありますね。文化学園大学杉並がいちはやく、最先鋭的モデル校になる見通しが立っています。もし、そうだとしたら、文部科学省は放っておきません。文杉と何らかの形で連携したいとプロポーズするでしょう。この動きについて、まだICTの方々はつかんでいないようでした。
☆またまた、本間さんの妄想でしょうとクリティカルチェックされました^^;。いや、2020年大学入試改革の文科省の貪欲なグローバル教育のリサーチとその巻き込みの動きからすれば論理必然的なのだと回答しておきました。根拠がないという意味では、妄想ですね^^;。
☆とにも、何と言っても、教育で経済を活性化させることができれば、文科省の予算どりも楽になるし、経産省主導の教育改革を逆転できますからね。fight!文科省の皆さま!
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