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2016年中学入試情報【40】困難な時代を乗り越えるために⑪

☆昨年末、文部科学省の審議会の1つ「高大接続システム改革会議」が、2020年の大学入試から導入される予定の「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」のサンプルを公開した結果、メディアの取り扱うターゲットが急変!

☆本日30日の朝日新聞、毎日新聞の両紙が、「思考力入試」を取り上げたのです。

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(かえつ有明は、哲学授業やプロジェクト学習が満開です。金井先生のPBLは心をうつ共感的コミュニケーションが響きます)

☆先週号でAERAでも同様でしたから、21世紀型教育の中核がアクティブラーニングで思考力を育成することが重要であるという教育のイノベーションがいよいよ盛り上がってきました。

☆朝日新聞で取り上げている思考力入試は、

・聖学院の「思考力ものづくりテスト」

・品川女子学院の「表現力総合型」の入試

・東京立正の「AO入試」で習い事をアピールする10分程度の面接試験。

・かえつ有明の「難関思考力入試」

・共立女子のC日程入試

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(かえつ有明の佐野先生の対話授業と対話型思考力テストの制作力は抜群です)

☆毎日新聞で取り上げている思考力入試は、

・中村のポテンシャル入試

・かえつ有明の思考力入試

☆朝日新聞で、中学入試のシンクタンクは次のように入試の動向を見ているとある。

中学入試の模試を実施する首都圏模試センター教務情報部の北一成部長は、大学入試が思考力や表現力、実用性の高い英語力を重視する傾向にあることが要因の一つだとみる。

安田教育研究所安田理代表は、今まで塾に通っていなかった層を取り込む狙いもあるとみる。

☆毎日新聞では、

森上展安・森上教育研究所代表は「難関校は以前から記述式の出題が中心だった。最近は中位校でも大学入試改革を意識して思考力を問う出題をしたり、授業にアクティブ・ラーニング(主体的、協働的な学習)を導入したりして、受験生を増やしている学校がある。一方で、大きく変わる入試制度を不安に感じ、大学付属校を志望する受験生の動きも目立つ」と。

☆中学受験のシンクタンクがそろって、「思考力入試」をニュートレンドと認定したわけです。2016年は、C1英語、アクティブラーニング、ICTに加え、新たに「思考力入試」ということばがキーワードになりました。この思考力重視のトレンドは、文科省や公立の教育現場がどうあれ、教育の真理ですから、現場に合わせて出来る出来ないという話ではなくなるでしょう。

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(かえつ有明の校長石川先生は、小さな哲学対話から1000人のTOK型アクティブラーニングをポータブルスキルとしています)

☆朝日新聞の社説では、現場乖離と心配していましたが、そんな軟な思いでは、困難な時代を乗り越える教育をつくるのは無理です。しかし、教育ジャーナリストや教育シンクタンクは、いよいよ覚悟を決めたようですね。善いことだと思います。

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