う2016年中学入試情報【42】困難な時代を乗り越えるために⑬
☆東京女子学園の先進性が、ここ数年で首都圏の私立中高一貫校で広がりました。メディアは、その先進性にこだわらず、どんどん装い新たな学校を追います。
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☆東京女子学園の先進性が、ここ数年で首都圏の私立中高一貫校で広がりました。メディアは、その先進性にこだわらず、どんどん装い新たな学校を追います。
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☆「英語入試」「思考力入試」という入試を行っていないために、実際にはグローバル教育や21世紀型教育のクオリティが高いのに、それに気づかれていない学校があります。それは八雲学園です。ルビンの壺と同じで、メディアの情報しか見ていないと、壺は見えても、背景に存在している人間の気配には気づかないものです。
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☆昨年のこの時期は「英語入試」がメディアで取り上げられました。今年は「思考力入試」です。いずれも、2020年大学入試改革と結び付けられて論じられています。
(2015年10月25日の21会思考力セミナー in 東京女子学園で。21会東大生チューターと東京女子学園のチュータのコラボによる小論文編集スキルワークショップ)
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☆昨年末、文部科学省の審議会の1つ「高大接続システム改革会議」が、2020年の大学入試から導入される予定の「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」のサンプルを公開した結果、メディアの取り扱うターゲットが急変!
☆本日30日の朝日新聞、毎日新聞の両紙が、「思考力入試」を取り上げたのです。
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☆困難な時代を乗り越えるために、2020年大学入試改革でやろうとしていることの本当のところを理解している学校やメディアは少ない。まったくの表層部分しか見ていません。見えているのはまずは講談社でしょう。そのことが来月わかります。とにも、「2020年グローバル大学入試改革」という話なのに、大学入試センター試験がどう変わるか程度でしか論じられていないのが現状です。
(シンガポールのナンバーワンスクールのラッフルズ・ガールズスクールとフローバルイシューについて議論する富士見丘の高2生)
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☆見通しが立たず、合理的に対応できない混沌が目の前に広がっている時代です。AIやロボットが、人間の身体のみならず脳機能にも影響を及ぼし、いったい人間てなんだろうと根本問題を、私たち1人ひとりがつきつけられる時代です。
☆そんなとき、既存の知識はそのまま使えないことが多くなります。この知識を知識たらしめている背景は何か?定理を定理たらしめている理論は何か?言葉が成立する以前の感性はどこにあるのか?そもそも自分とは何か?このような問いを回避しては、困難な時代は乗り越えられません。
(首都圏模試センターの記事は、成蹊の教育の質を理解するのに役立ちます)
☆この根本問題に取り組んでいる私学が成蹊です。このような教育を、他の言葉で置き換えるならば、「リベラルアーツ教育」となります。
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☆COURRiERのサイト( 1, 19, 2016)にこんな重要な記事が、わずか600字程度で掲載されています。テーマは、「イェール、ハーバード、コロンビア…なぜ名門大学の医学部は「ダンス」「絵画鑑賞」を必修科目にしているのか?」なのですが、これらの大学や医学部に限らず、世界大学ランキング100位内の大学各学部は同じようなことを考えています。
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☆首都圏中学入試において帰国生入試は勢いがよい。その中でも男子校は聖学院が注目。女子校は大妻中野が急上昇。共学校はやはりかえつ有明です。
☆希望の私学聖学院は帰国生の生徒募集人数は多いとは言えないが、昨年比466.7%。この注目度は、一般入試にこそ影響を与えているでしょう。20日以降の応募受付が始まったとき、その真価を発揮するでしょう。
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☆湘南白百合の2月2日の応募者が、昨年に追いつきました。帰国生の応募者数を合わせると、昨年を上回ります。同校の真理の教育が生徒に未来への自由をもたらすことが伝わり始めたということですね。
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☆今日から大学入試センター試験始まります。2020年大学入試改革の話題の一方で、いまここで現行制度でがんばる受験生。知識がまずあって、思考がある。これからは思考重視だなどというまやかしに動じないで、自分の軸をしっかりもって判断して、未来にむかって歩いていってください。知識は思考であり、思考は知識というのが真理なのですから。
(海陽のある寮では、合格を見守る家族の方々から、寮生1人ひとりにメッセージ入りのキットカットやホカロンが届いているそうだ。受験という制度がどうあれ、社会が荒野であれ、親が子を見守る想いがあふれでるこの時期は涙腺がゆるむ。こんな体験ができない子どもたちも世界中に、日本も例外ではなくいる。それをなんとかするためにも、優勝劣敗社会を社会・自然科学の力で、芸術の力で、スポーツの力で、教育の力で、人間の力で、・・・なんとかしたい。それぞれの道で「私は何者であるか」を光放って歩いて行こう)
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☆昨日10日、希望の私学順天学園で首都圏模試の統一合判が行われ、同時開催の父母会で私もスピーチをしましたが、その後保護者からの質問で、ものすごい意識の高い質問をいくつかされました。
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☆1月10日(日)、埼玉エリアの中学入試が本格的に始まりました。圧巻だったのは、やはり栄東です。埼玉エリアでは多くの私立学校が勢いがあるため、さすがに栄東も、その影響を若干うけています。しかし、それでも5000名を超える入試とは、中学受験では奇跡に近いでしょう。
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☆四谷大塚のサイトで、「2016年度入試中学入試解答速報」が公開されています。まずは、海陽の問題が公開されています。
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☆各社倍率速報の公開が始まっています。首都圏模試センターの倍率速報は、シンプルで一覧が見やすくなっています。日能研のは前年対比を多角的に表現しているので、どこが人気なのかがすぐにわかります。
☆四谷のは、実受験者数が最終的にわかるので、どのくらい多めに合格者を発表しているのかわかります。しかし、昨年と表示システムが変わったのか、当面だけなのかわかりませんが、今のままだと少し見にくいし、前年対比とかの情報がありません。それゆえ、しばらく、私は、首都圏模試を中心に、適宜3社のサイトを見ていこうと思います。
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☆2月3日暁星は、前年対比110%を超える勢い。2月3日浅野とある意味共通点があります。創設者浅野総一郎は安田善次郎と協力して京浜工業地帯形成に寄与し、渋沢栄一とも協力して日本の経済の土台を形成しました。
☆一方暁星出身の岩下壮一は、日本のカトリック教会の理論的精神的実践的支柱で、不二聖心を経営しながらも、神山復生病院の院長も務め、ハンセン病患者の福祉に尽力。皇室とハンセン病患者の心性をつなぐ役割も果たしました。そして、戦後の教育基本法を形成するときの人材である田中耕太郎に影響を与えたのです。しかも田中耕太郎は、カトリック人脈である小泉信三と吉田茂と協力して、現在の天皇・皇后を、軽井沢テニスコートでキューピットを演じたのでした。
(右から2人めのかえつ有明の校長石川先生は暁星出身です。トミズムの継承者でもあります)
☆つまり、両校には、日本の紆余曲折しながらも近代化したその土台をつくった人材がいたのです。
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☆昨年12月8日、桜丘は「冬のICTオープンスクール」を開催。しかし、これは本当は「学習を通じた創造的思考育成のためのアクティブラーニング」のオープンスクールだったのです。
☆受験生の皆さんが卒業する時には、大学入試改革が行われていて、「学習を通じた創造的思考力」が求められます。
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