今日から大学入試センター試験。

☆今日から大学入試センター試験始まります。2020年大学入試改革の話題の一方で、いまここで現行制度でがんばる受験生。知識がまずあって、思考がある。これからは思考重視だなどというまやかしに動じないで、自分の軸をしっかりもって判断して、未来にむかって歩いていってください。知識は思考であり、思考は知識というのが真理なのですから。

（海陽のある寮では、合格を見守る家族の方々から、寮生1人ひとりにメッセージ入りのキットカットやホカロンが届いているそうだ。受験という制度がどうあれ、社会が荒野であれ、親が子を見守る想いがあふれでるこの時期は涙腺がゆるむ。こんな体験ができない子どもたちも世界中に、日本も例外ではなくいる。それをなんとかするためにも、優勝劣敗社会を社会・自然科学の力で、芸術の力で、スポーツの力で、教育の力で、人間の力で、・・・なんとかしたい。それぞれの道で「私は何者であるか」を光放って歩いて行こう）

☆海陽学園について書かれている「海陽学園が変える日本の教育」で、高校ラグビー界の名コーチだった柴田教諭のことが書かれています。

☆ハウスマスターと授業を兼任しながら、24時間体制で寮生を見守り、ラグビーのコーチよろしく、寮生を奮起させ、前向きにさせ、スクラムを組んで乗り切る勇気を与え、人の心がわかるジェントルマンマインドを育てている柴田先生の生き様が描かれています。

☆そして寮生活のよいところは、多くの母親と父親が、自分の子どもだけではなく、息子の友人である寮生全員に思いを届け、下級生の寮生も応援するシンパシーの存在です。昨今、研修を受けなければ、そんな感情がもてなくなった私たち。海陽学園には自然に存在しているこの得難さ。

（食堂と教室をつなぐ廊下には、下級生からのメッセージのトンネルとなっています）

☆柴田先生が、大学入試センター試験に立ち臨む寮生に贈る言葉は、きっとこうでしょう。「どれだけ心配しても何も変わらない。自分軸を立ち上げて、どっしり構えて、トライしろ。そして、どれだけ多くの方々に支援され、気遣いをいただいているか感謝を忘れるなよ」と。

☆寮生の心に響く言葉。今日立ち臨むすべての受験生にも贈りたい言葉。

☆今日の体験は、熱血青春ドラマではなく、現実のいまここでの永遠です。fight！