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東京・神奈川2016年入試(14) 駒東の深イイ入試問題

☆四谷大塚のサイトで、今年の入試問題の解答速報が公開されています。駒東の問題がまたいいですねえ。

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☆与党が公約にかかげていた政策を実行しても、国民の賛同を得られない事態。公約を守らないことに対する問題ではなく、公約を守ったにもかかわらずという問題。

☆データから政策実行の優先順位が、国民の生活向上の支えより前になると、なかなか賛成が得られないことを導き出す思考力問題です。

☆政党と国民1人ひとりの価値意識のギャップについて気づく問題です。しかし、麻布だったら、この問題どう問いかけるでしょう。おそらくギャップを見出す論理だけではなく、クリティカル/クリエイティブシンキングを活用する問いにするでしょう。

☆「で、そのギャップを埋めるにはどうしたらよいのか?」と。この傾向の差異は毎年見られます。まことに入試問題は学校の顔ですね。

☆ともあれ、駒東と麻布の本当の違いは、問いに込められた思考のレベルの深さにあるのです。今までは、安心安全安定感の駒東型エリートが組織では人気がありました。これからは、麻布のような発想革新型エリートが求められているような気がしますが、いかがでしょうか。

☆2月21日、21会中学入試セミナーで、メディアでも頻繁に取り上げられているかえつ有明の思考力入試ですが、その仕掛け人石川校長が、その辺の真相を語ります。

☆ちなみに、21会の思考力入試ですが、かえつ有明が最初に開発しました。そのとき、麻布の入試問題を徹底研究して、麻布の問題を受験生がどのように思考していくのか分析しました。そして、麻布の生徒以上に思考力をトレーニングすることが可能である仮説をたてたのです。中学受験の偏差値は低くても、6年間で十分に追い越せるのです。各21会校のいわゆる「思考力入試」には、この≪私学の系譜≫の知/血が脈々と受け継がれています。

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