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2017年中学入試に臨む[08] さて開成は塾歴階層区に留まるのか?

☆昨日11日、開成、筑駒などの招集日でしたが、繰り上がり状況はどうでしょう。先ほど、3塾の超難関校の合格実績の更新をしてみました。

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☆開成と筑駒両方の合格者の入学先が決まることによって、男子校の繰り上がり現象が起こります。上記表だけで、64人の移動があります。64人を多いとみるか少ないとみるか考え方はいろいろでしょうが、2クラス分の移動ですから、私は大きいと認識しています。

☆そんな中で、麻布と桐朋は繰り上げていません。この表の中だけかもしれませんが、おそらくこれ以上社会的影響を与えていけないという判断かあるいは、今年の傾向である歩留り率が高かったので、とりすぎてしまったのかもしれません。

☆まあ、それにしても、ものの見事に上記表の超難関校(桐朋が超かどうかはともかく、ブランドとしては超ブランドでしょう)は「塾歴階層区」に封印されてしまいましたね。

☆さあ、この封印をどうやって解きましょうか。アーサー王伝説よろしくヒーローでも待ちますか、それとも美女と野獣さながらプリンセスを待ちますかね。

☆3塾の中で、日能研が多少「塾歴解放区」の気持ちをもっている人材がいるので、階層区の内部からの解脱を望みますかね。

☆それとも、中小塾が団結して、この超難関校以外の新しいヒーロー・ヒロインを見つけて「塾歴解放区」を広げるのでしょうか。

☆教育が国や組織に影響を与えざるを得ない時代です。未来の人材は教育が拠点になります。

☆かつては、国や組織が教育を支えてきました。そのとき教育は大人になるための通過儀礼の場でした。

☆しかし、今は、18歳になるまでに、イノベーションを生み出す能力、コミュニュティーを創り支えていく能力を身につける必要があります。

☆日々ニュースで、国や組織のシステム疲弊が激しく、世界政治経済の不確実な動きに翻弄されている姿が放映されています。ヨーロッパの研修旅行が、テロで中止になったりしていて、他人事ではない事態が起きています。

☆未来のシステムは生徒が自ら改善し創造しなくてはならない時代です。システムや組織の疲弊は「塾歴階層区」出身者が多くかかわってきました。

☆ですから、この話は、中学受験の限定的なお話しではないのです。

☆「塾歴階層区」を選ぶのか「塾歴解放区」を選ぶのかは、受験生や保護者だけの問題ではないのです。学校も選ばねばなりません。塾も選ばねばなりません。

☆さて、どうするのか。確実なことは「塾歴階層区」が、社会をダメにしていくことだけは確かなのです。

☆それでも、滅びの美学を選ぶのも意志の自己決定ですから、とめはしませんが。

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