« 21世紀型教育の時代【06】 大妻中野 勝利宣言! | トップページ | 21世紀型教育の時代【08】 ある京大生 »

21世紀型教育の時代【07】 2020年大学入試改革はすでに始まっている

☆2020年大学入試は待ったなし!という話が最近定着しています。しかし、いずれにしても、ミネルバの梟は空が灰色になってから飛ぶもので、そのようなフレーズがメディアでも取り上げられるようになるには、現場ではすでに事実上そうなっているからでもります。

Photo
(「週刊現代」今週号)

☆「週刊現代」今週号で、過激にも、「ダメになる有名私立中高 よくなる有名私立中高」というタイトルに驚かされますが、そのぐらいインパクトのある「2020年大学入試改革」だと編集者がとらえたのでしょう。

Img938
☆なぜ編集者に火が付いたかというと、改革という制度論の話ではなく、ダイレクトにじゃあ大学入試問題そのものはどう変わるのかということをテーマにしたかえつ有明校長の石川先生の本に遭遇したからでしょう。

☆実際、上記の記事は石川先生のインタビューから始まります。そして、今月17日に発売されたにもかかわらず、重版決定となりましたから、世の中の反応もそこにあったということがわかったのでしょう。

Anazon
(2016年2月23日9:39現在)

☆石川先生がなぜ予想できてしまうかというと、現場のTOK型アクティブラーニングの実践の中から新大学入試問題は見通せてしまうものだからです。

☆実際、もうメディアは待てなくて、「2020年大学入試改革」「アクティブラーニング」のキーワードの次に、ついに「2020年大学入試問題」はどうなるのだと。そうしたら、石川先生の本がでて、その中に「思考力入試」という新大学入試につながる具体論が展開されている。

☆これだ!となり、1月30日、2月1日東京・神奈川エリアの中学入試スタート直前に、メディアが中学入試の多様化の典型例として「思考力入試」を取り上げたのです。

☆エッ!2月16日に発売されたのにと思うかもしれませんね。だから、ミネルバの梟は空が灰色になったとき飛び立つのですよ。石川先生はいろいろなところで講演しているし、そのTOK型アクティブラーニングは、NHKのEテレでもすでに取り上げらています。また、同校サイトの「校長ビジョン」ページで、本の内容のベースはすでに公開されています。

☆アンテナの高いメディアが見逃すはずはありません。おそらくこの「ホンマノオt」もちょっとは貢献しているかもしれません(^^)/。

☆要するに、現場→ウェブ→メディア→本という順番に世に出ますから、この一連の環がつながったときに、何が注目されているかされるののかはわかります。だから、未来への予想というよりも、すでに事実上現実化されているものが、大いに話題になるというのが真実なのでしょう。

☆大学入試改革についても、改革制度がどうなるかどうかよりも前に、先回りして現場ではそれを予想してイノベーションを起こしているものです。ですから「2020年大学入試改革―アクティブラーニング」の次に「2020年大学入試問題―思考力入試」という新しい対概念がメディアに登場してきたのです。

Osako
☆そうしたら、こんな本が出版されるわけです。アクティブラーニングと思考力を結びつけた本ですね。IB会の旗手大迫先生!さすが慧眼の持ち主ですね。商売上手でもあります。こうでなきゃあ、グローバルな社会はサバイブできません。

☆「「覚える君」から「考える君」へというのもトレンドフレーズになりそうです。

|

« 21世紀型教育の時代【06】 大妻中野 勝利宣言! | トップページ | 21世紀型教育の時代【08】 ある京大生 »

中学入試」カテゴリの記事