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21世紀型教育の時代【08】 ある京大生

☆関西出張で、一日目は京都の私立中高をリサーチしたあとで、四条大橋付近にある入り口は古風で入るとおしゃれなお店で夕食をとりました。

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バイトでかいがいしく働いていたスタッフが、実は京大生で、京大生といえば家庭教師ではないかと思ったら、私自身自由気ままがいいので、憶える君より考える君になるには、こういうグローバルな多様性を感じることができる場がよいと思っているんでと。

☆都市デザインを研究しているので、特にこの京都の町屋や路地の風景はおもしろいと。将来はマレーシアやシンガポールにいって、そのころには、日本の経済は右肩下がりで、この経済圏と結びつかざるを得なくなるから、日本経済立て直しのためにもそこで研究したいと。

☆京都大学の受験はどうだったか聞くと、たぶん2020年の大学入試問題の先取りがされていて、相当タイトに考えることが大切で、覚える君ではちょっと難しいかもと。

☆英語なんかは、文脈の論理的推測でできるので、知識はそう必要なかったと思います。考える英語っていう感じですかね。現代文や日本史もそうです。世界史は覚える君でもいけるかもしれません。私は、日本史が好きだけれど、合格を優先して世界史にしたぐらいですと。

☆京大で中国留学の機会をもらって、ほとんどの費用は多方面から支援してもらえるので、助かりますと。

☆じゃあすでに京大はグローバルということかあと感動して尋ねると、私はグローバルの流れが大好きですが、海外留学不要論の学生もいます。どちらもたくさんいるから多様性で、私をみて京大はグローバルというのも一面的で、海外不要論の学生を見て、内向き志向というのも違いますね。

☆ミクロとミクロのデータを因子分析などの統計処理をしてマクロの動きを出せば矛盾に見えるでしょうけれど、統計処理は条件限定つきですから、ある一面の傾向にすぎず、現場のミクロの中に全体関係があるというのを忘れてはたぶん困るような気がします。

☆ごもっともごもっとも・・・。もっと話を聞きたかったが、完全に仕事の邪魔をしているので、そのへんで切り上げることにしました。

☆いずれにしても、変わらない層だけではなく、すでに大きなうねりをつくっている学生もいるということです。

☆マーケティングが前者に偏ってしまうのは、大切なものを見落とすことになりかねません。逆もまた真なりです。

☆そんな判断力、メンタルモデルを持っている学生に出会えたことに何か嬉しくなりました。

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