« 21世紀型教育の時代【18】 工学院 驚異の変容!②「ICT宣言」 | トップページ | 2016年2月ホンマノオト「アクセス件数」ベスト80 »

21世紀型教育の時代【19】 逗子開成 極める教育②

☆逗子開成のキャンパスは、逗子の中でも、どうやら政財界関係のクラスが住むような立地条件にあるようです。ですから、そのような場所柄に合う校舎群になっています。

Dsc08008

☆首都圏の学校としては、いや日本の学校としては、珍しく目的別に棟が建てられています。

Dsc08080
☆一般に、美術室は、校舎内のどこかのフロアーの一室にあるものですが、逗子開成では「芸術棟」として、独立した建物があるのです。理科棟も同様です。

Dsc08092_2
☆このように教科ごとに別棟になっているということは何を意味するのでしょうか?それだけ、芸術や理科に力を入れているということであることは言うまでもありません。

Dsc08010
☆ということは、コンピュータ棟があるということはICT教育にも力を入れているということを示唆しているのでしょう。

Dsc08035
☆逗子開成と言えば、「海洋人間教育」ですから、当然「海洋教育センター」の建物も独立して建っています。2階は宿泊施設やラウンジで、地下は、生徒がOPヨットを制作する工房です。

Dsc08041
☆そして、この海洋教育センターの前は、未来への海が広がっています。

Dsc08023
☆演劇を上演したり映画を上映したりする「徳間記念ホール」まであります。ドラマエデュケーション、映像教育が行われているわけです。

Dsc08118Dsc08120

☆体育館や武道館など、他にも多様な施設群がキャンパスに広がっています。もちろん、知の技能を養う校舎や人工芝広がるグラウンドもあります。

Dsc07905
☆このように逗子開成の建物は、目的に応じてそれぞれ異なる空間が形作られています。これは極めて重要な教育的効果をもたらします。

☆それは何かと言うと、実は常に空間が、生徒に目的意識を問いかける仕掛けになっているということです。自分はこれから何を探求するのか、その空間に向かい、内側に入るたびに、意識を立ち上げることになります。

☆この空間で、自分は何をすべきなのか?いつも意識化されるわけです。空間を越境するたびに、意識は変わることになります。

☆まさに意識するファシリテーターを空間が演じているわけですが、これを空間心理学的にアフォーダンスと呼びます。自分が意識しようと思わなくても、空間が意識を呼び覚ますのです。

☆つまり、つねに意識が芽生えるトレーニングが、多様な施設という空間によって覚醒されるのです。

☆何気ない空間に意味があることを知ることは、あらゆるものに意味を考える研ぎ澄まされた感性を養うはずです。

☆校舎が感性を養う教育を行ってくれる学校。極める教育を実践している逗子開成ならではの独自の学びのプログラムです。

|

« 21世紀型教育の時代【18】 工学院 驚異の変容!②「ICT宣言」 | トップページ | 2016年2月ホンマノオト「アクセス件数」ベスト80 »

中学入試」カテゴリの記事