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2016東大合格実績の季節(04)気になる首都圏の学校の実績

☆週刊朝日(2016年3月25日)のデータから、気になる首都圏の学校の東大・京大実績を一覧にしてみました。札幌南は比較の基準として入れましたが、ともあれ、「気になる」ですから、必ずしも全体ランキング表にはなっていません。その中から独断と偏見で抽出したものに過ぎません。

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☆札幌南は、北海道ですが、それがゆえに、東大と京大の合格実績のバランスがよいわけです。どちらにしても独り暮らししなければならないのですから、東大に固執する必要はないのです。東大だけ見ていると、見過ごしますが、京大と合わせると、攻玉社とか鴎友学園女子とか以上のパワーがあるのがわかります。

☆この北の公立高校は、日比谷や西と比べて、授業のスタイルやグローバル教育という点では、圧倒的に20世紀型教育です。

☆しかし、このレベルの学校の生徒の大半は、すでに21世紀型2.0どころか、本当はもっと先を行っている学びの方法を自ら持っているものです。

☆ですから、もしも札幌南のような学校が、日比谷のように、頻繁にディスカッションモードの授業をやったりグローバル教育に力を入れたらどうでしょう。

☆小石川のように、県千葉や、公立中高一貫校が行ったらどうでしょう。これらの学校よりも条件のよい首都圏の私立学校は、リスクマネジメントをそろそろしたほうがよいでしょう。受験生の保護者も同じことが言えます。

☆公立の復権は、結構間近に迫っています。公立の復権と言っても、一握りだろうと思うかもしれません。しかし、アクティブ・ラーニングはかなり破壊的ですね。栄東の大飛躍をみてもそうでしょう。

☆2020年大学入試改革に向けて現状の東大の合格実績だけ見て選択をしていると、卒業するころには、イメージしていたのとは違うということになりかねません。偏差値50くらいで伸び悩んだr、21世紀型教育2.0をやりはじめている学校を探すのが先見の明ありということになるでしょう。

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