21世紀型教育の時代【35】日比谷復活のわけ
☆しかし、本当のヒドゥンカリキュラムは、教師の力量です。それは入試問題を見ればわかります。
☆独自入試になってから、教師力はさらに磨きがかかり、20%は推薦でとるのですが、この生徒が実は才能ありということになっているでしょう。
☆小論文とグループディスカッションというパフォーマンス型の思考力入試をやっています。まるで、ここの部分は、かえつ有明の思考力入試や難関思考力入試と同じですね。
☆小論文試験も、かえつ有明の理数探求の入試にそっくりです。おそらく、中学受験生に解かせてもなんとか考えるでしょう。もちろ、求められる回答のレベルは違いますが、考えるポイントは同じ構成になっています。
☆一般入試のほうも、思考力型問題が出題されています。これも、かえつ有明をはじめとする21会校と同構造です。
☆日比谷と21会の違いは、入学段階の生徒の偏差値です。しかし、思考力入試のような問題にチャレンジしてくる生徒として、ポテンシャルの知の構造は似ています。
☆それゆえ、日比谷3年間で、21会校は6年間で最終的には追いつくようになっているのです。
☆21会校からは東大はまだ3人ですが、日比谷だって、20年前以上は東大1名という時代もあったのです。別に東大の数の競争をするわけではないですが、同じような知の構造が育つ環境であれば、必ず日比谷のような実績を21会も出せるようになるでしょう。
☆とにかく、伸びる学校というのは、教師がきっちり思考力入試問題を独自につくることができるものです。麻布などその典型ですね。
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