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新たな動き【07】 逗子開成の知

首都圏模試センターのサイト「私学の魂」シリーズで、逗子開成の教育が紹介されています。同校の教育については、本ブログでも論じているのですが、そこで論じていなかった驚くべき重要なことが、「私学の魂」のサイトに掲載されていました。

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☆同サイトによると、<、総合学習「人間学」」には、教員全員と外部の方が講師として関わっていますが、そのなかで提示されてきたテーマの論文を、教員全員がまとめた『世界が抱える100の問題』という冊子も生徒に配布されています。>というのです。

☆論文というのは、生徒が書くのではないか?そう思っていた私ですから、衝撃が走ったの言うまでもありません。そこで頂いて読んでみました。圧巻です。

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☆生徒に論文指導をするのであれば、自らも書いて、生徒と共に学ぼうという高い意識をもった教師チームが逗子開成にはあるのです。それにしても脳科学や数理政治学など100の科学の最前線の成果が集められています。並みの教科書とはまったく次元が違います。

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☆これは逗子開成の知の凝集テキストです。このテキストを逗子開成の生徒が読み込めば、多角的な視点や豊かな感性への入り口に立てます。そしてその中から興味と関心のある道を選べるし、あるいはすでに先生方の論文の視点が分野横断型思考なので、新しい分野を切り拓くヒントになる可能性もあります。

☆当然、生徒にとっては、論文とはこう書けばよいというライティングのモデルでもあり、学問的なキャリアを考えるうえでのヒントにもなります。何より「世界が抱える100の問題」という先生方のプロジェクトの姿に、プロジェクトキャリが学びにはいかに重要であるか気づく大きな契機になるでしょう。

☆逗子開成の教師の専門性は、教科を超えて学問レベルに達しています。クリエイティブでイノベーティブな知性のロールモデルです。逗子開成の知の根っこにあるのは、教科を教えながら、学問の旅への誘いまで行える教師の存在なのです。

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