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新たな動き【16】 「塾歴社会」のおおたとしまささん フジテレビに登場

☆本日19日(火)、13時すぎくらいから、あの「塾歴社会」の著者おおたとしまささんが、フジテレビのバイキングに生出演します。もちろん、塾歴社会についてコメントするのでしょう。

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☆先日17日(日)、成城学園で行われた首都圏模試の「統一合判」保護者会で学校選択や教育について基本的なものの見方・考え方を知るには、おおたとしまささんをはじめとする3著が参考になると紹介したばかり。タイミングがよいですね。

☆「塾歴社会」について、私が思うことは、市場が成熟し、一部というか一つの大手塾が独占化することによって、衰退に向かい、新たな市場が生まれるという点で、とても興味深いということなのです。

☆「御三家」というロールモデルが、私立中高一貫校に広まり、その結果、建学の精神の意に反して「学歴社会」の階層構造を強化する側に回っている私学もでてきました。

☆そんな現状に無自覚な人が多いだけに、御三家のおわりなんていうと怒られますし、根拠がないと罵倒されるのですが、研究費もない一市民としての立場の私に根拠を求める方が無理というものです。

☆それに、この学歴階層構造については、すでに多くの社会学者や教育社会学者が一生懸命検証しようとしていますから、分析はそちらに任せ、その成果を前提にしたいと思っています。

☆要は階層構造と寡占化は、市場の破壊者の側面があるということです。富の再分配や均衡をズタズタにするのですから、少し考えればこれが市場の健全な循環を阻害し、冨の集中が市場を劣化させることになるというのは、経済終焉原理のような気がします。

☆学歴社会にしてもその無自覚な模倣構造である「塾歴社会」にしても、どこか教育は市場原理とは関係ない世界で行われているという気楽さがありますね。実は経済の循環を破壊し、富の集中を生むことの恐ろしさを覆い隠しているのだという認識が足りな過ぎるわけです。

☆歴史に学べば、そんな階層構造社会がいまここで戦争やテロにつながっているということなのです。

☆21世紀型教育が、「御三家のおわり」を語るのは、別に開成や麻布という教育が終わりだというのではないのです。かなり誤解されていますが。。。それはともかく、むしろ、幸せな社会を破壊し、優勝劣敗階層構造をつくりだす教育システムをクリティカルチェックする機能があるはずの開成や麻布の知を曇らせている「御三家」という共同幻想から解放されようよということなのです。

☆「学歴社会」はそう簡単に崩れない、つまり格差社会はそう簡単に崩れない、リバタリアン的資本主義はそう簡単に修正されないということであれば、それを支えている「塾歴社会」の呪縛から、まず私立学校自らが解かれようというわけなのです。

☆でも、その御三家塾歴偏向主義の独占がきわまったとき、それ以外の塾は、「塾歴解放区」になるので、新たな市場がそこから生まれてくるでしょう。

☆健全な市場が、平和な社会を支えることは、そうでない社会の経済が成立していないのを見ればすぐにわかると思います。これ以上の根拠はないでしょう。

☆そもそも根拠を示せとはどういうことなのでしょうか。それは信頼社会でないからということです。なぜ信頼社会ではないのでしょう。階層構造は、信頼を裏切る社会だからですね。信頼社会でないから、コモンセンスが養われない。コモンセンスがないところは、客観的とか学問的とかいう権威を持ち出す以外にないのです。

☆そんな偏向主義を生み出す元凶である学歴社会・塾歴社会が生み出した「御三家」という共同幻想から解放される時代はもうやってきていると思います。だから、おおたとしまささんが、フジテレビに登場するのです。

☆多くの人が、「塾歴社会」という現状認識をしたとき、どのように行動するのでしょうか。もちろん、ますます「塾歴社会」が濃厚になるかもしれません。

☆そうなればそうなるほど階層構造を支える偏向市場は崩壊するでしょう。それは同時に、「塾歴解放市場」が生まれる兆しでもあるのです。そして、その延長上に「学歴解放社会」が。。。

☆もちろん、階層社会からの最後の抵抗も予想されますね。歴史は順風満帆に進まないものですから。

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