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新たな動き【23】 三田国際の教育が市場で期待されるわけ②

☆さて、三田国際の“Soul”が語られた後は、プログラムはコーチングを学ぶステージに進みます。同校サイトによると、「コーチングとは、対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術です。相手の話に耳を傾け、感じたことを伝えて承認する。さらに、質問をして思いや考えを引き出したり、引き出されたりする。このプロセスを通じて、コミュニケーションの方法を学び、自己理解を深めていきます。」ということのようです。

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☆やさしく書かれていますが、深いですね。相手の考えや感じ方を傾聴し、相手の思いの実現を促すコミュニケーションで、そのコミュニケーションを通して自分軸を探っていくということでしょう。“Soul”そのものです。

☆この「自分軸」が、すでに「貢献」を通して気づいていくというのですから、すばらしいコーチングですね。これは、実は自分というのは「媒介」によって、成り立っているというプラグマティックというかへーげリアンウェイというか、さすが欧米の教養を学んでいる先生方が揃っているという感じです。

☆なんだ、コーチングぐらい我が校でもやっているよと言われるかもしれません。よくアクティブラーニングというと、我が校では昔からやっていたと言う思考回路と同じですね。言葉に反応して、自分を正当化する防衛機制が働いています。相手の言うことを媒介にして、自分がやってきたことは、同じコーチングだろうかアクティブラーニングだろうかと考えない。思考停止しているから条件反射的に反応してしまうのですね。

☆そういう表現は不快指数が高いですね。三田国際のように、言葉は同じでもコンテンツやプログラムがこう違うんでうよと微細な違いを丁寧に語ると受験生/保護者ははっと気づいて一気にファンになります。本物と偽物の違いは微細なものです。

☆こういう姿勢はホスピタリティとも言われますが、微細な脳神経の動きなだけに茶道に通じる芸樹的感性が備わっている先生方が集まってきているということを意味しているのでしょう。あるいは研修でしっかり育っているということでしょう。

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☆しかし、本当の驚きは、ここからです。コーチングは教師が生徒に対して行っていくと思いませんでしたか。三田国際は、コーチングのロールプレイを先生方が生徒の前で演じて、見よう見まねで生徒自身がチームでコーチングを行っていくのです。

☆真似ることは学ぶことであるなんてこともあるでしょうが、そんなのは織り込み済みです。コーチングの体験が、たんなる伝達合理主義的コミュニケーションではなく、創造的なコミュニケーションシステムをつくることにつながります。

☆三田国際は、21世紀型教育を推進し、すべての授業で、PBL(プロジェクト型ラーニング)、今流行しているアクティブラーニング以上のものを展開しています。そのときに創造的コミュニケーションシステムが準備されていないと、成り立たないということですね。

☆しかも、チームワークも形成することができます。そうはいっても、試行錯誤です。行き詰まるときもあるでしょう。そんなとき先生方は、ティーチングではなく、もちろんコーチングで生徒にアプローチするのです。

☆このコーチングのプログラムは、見事に“Soul”が実践的に染み渡っています。さすがですね。

☆こうして、“Soul”とコミュニケーションシステム思考とチームワークが有機的に結びつくマインドセットがなされるのです。

☆こうした教育活動のクオリティのすばらしさについて、三田国際に魅力を感じている保護者は、私がこうしてコメントするまでもなく、すぐに感動します。

☆なぜかというと、同校を受験する保護者は圧倒的にロスジェネ第一世代ともいうべき年代層で、この層の中で、課長とか部長とかあるいははやくも起業している方々が多いでしょう。

☆この方々は、組織のジレンマを解決すべく、日夜仕事をしている人です。チームワーク、コミュニケーションシステム思考、“Soul”のシェアができるチームビルディングに手腕を発揮している人ですね。

☆その保護者は、組織において、抑圧的ピラミッド構造のチームでは成果をあげにくく、クリエイティブでイノベーティブなチーム作りとして、学習する組織をアレンジしています。そして、最も重要なのは信頼関係づくりができるコミュニケーションがベースになっているということについて体得するべく、ふだんから研修で自己マスタリーしている人です。

☆そのような保護者が、三田国際の組織の在り方をみたら、まさに理想的な学習する組織だと直感するわけです。何せ多くの学校は、抑圧的ピラミッド型組織、つまり20世紀型教育を行っているのです。もはや未来の社会では、絶滅危惧種である組織形態です。そんなところに魅力を感じるはずがありません。

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