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新たな動き【54】 なぜ中学受験で英語入試なのか。

☆(株)矢野経済研究所(2015年7月29日)によると、

2014 年度の語学ビジネス総市場規模(主要14 分野合計)は、事業者売上高ベースで前年度比100.5%の8,131 億円であった。

☆しかし、調査対象14の市場すべてが好調だったわけではない。

①成人向け外国語教室市場
②幼児・子供向け外国語教室市場
③プリスクール市場
④幼稚園・保育園向け英語講師派遣市場
⑤書籍教材市場
⑥語学独習用機器・ソフト
⑦電子辞書市場
⑧幼児向け英会話教材市場
⑨通信教育市場
⑩e-learning 市場
⑪ソフトウェア市場
⑫語学試験市場
⑬留学斡旋市場
⑭通訳・翻訳ビジネス市場

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e-learning と幼児向け英会話教材市場が好調であり、市場全体を牽引したものの、ソフトウェア市場、通信教育市場、電子辞書市場がいずれも大幅に減少したことから、全体としてはほぼ横ばいで推移した。

☆ということである。一方、同研究所(2016年10月2日)によると、「2014 年度 教育産業全体市場(主要12 分野計)は前年度比ほぼ横這いの2 兆5,253 億円」ということだ。しかし、次の12の市場の中で飛び跳ねている市場がある。

①学習塾・予備校
②英会話・語学学校
③資格取得学校
④資格検定試験
⑤カルチャーセンター
⑥幼児英才教育
⑦企業向け研修サービス
⑧e ラーニング
⑨幼児向け通信教育
⑩学生向け通信教育
⑪社会人向け通信教育
⑫幼児向け英語教材

☆それは、ここでも、「英会話・語学学校市場」であり、「e ラーニング市場」である。

英会話・語学学校市場は前年度比1.4%増の3,070 億円、e ラーニング市場は前年度比15.7%増の1,745 億円、は前年度比15.7%増の1,745 億円

☆従来の中学受験市場、すなわち「2科・4科市場」は横ばいだが、「英語市場」や「eラーニング市場」は絶好調。この状況は、2015年もすでに驀進中だし、2016年も継続するだろう。

☆それゆえ、中学受験市場は「2科・4科」制度に「英語入試」制度を複合せざるを得ない。また「eラーニング市場」とは、「アクティブラーニング市場」と重なる。それゆえ、「適性検査型入試」や「思考力入試」、「ポテンシャル入試」という「思考力・判断力・表現力・創造力・主体性・多様性・協調性」入試制度も複合せざるを得ないのである。

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