新たな動き【69】聖母被昇天 21世紀型教育改革 注目浴びる
☆その被昇天学院小学校は、5月26日に学校説明会を開催した。授業見学を大切にしているので、60組で締切った。すると、申し込みは殺到。あまりの好評ぶりに、予定していた説明会スケジュールにもう2回、説明会を追加したほど。
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☆その被昇天学院小学校は、5月26日に学校説明会を開催した。授業見学を大切にしているので、60組で締切った。すると、申し込みは殺到。あまりの好評ぶりに、予定していた説明会スケジュールにもう2回、説明会を追加したほど。
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☆21世紀型教育機構(21CEO)が、ゴールデンルール、グローバルゴールズを前提にしていて、その文脈に2020年大学入試改革があればと期待しているのには、従来の偏差値による学力指標が変わり、学歴社会や塾歴社会が崩れていく未来をみているからでもある。
☆いやこれも正確な言い方ではないかもしれない。偏差値の本来の使い方が転倒して使われ、学歴社会や塾歴社会を支える道具とされてしまったのをクリティカルチェックできるようにしようという考え方の方が妥当かもしれない。
(CS座標系)
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☆IB(国際バカロレア)のDPのコアプログラムの1つTOK(知の理論)や哲学カフェなど、教育における哲学教育が話題になっています。何が火付け役になったのか調べる暇はないので、ウィキペディアを頼りにすると、子どものための哲学授業として、P4C運動(Philosophy for Children)を支える根っこは、ピアジェやデューイあたりにありそうです。
☆そして、1970年代の学生運動を目の当たりにしたマシュー・リップマンが、早い時期からクリティカルシンキングを養う哲学運動の必要性を痛感し1974年、モントクレア州立大学に「子どものための哲学推進研究所(Institute for the Advancement of Philosophy for Children, IAPC)」を設立したところぐらいから火が付いたようです。
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☆今話題になり実践されている多くの中高レベルのアクティブ・ラーニングは、問題解決の「体験」が重視。正解は1つではないということが強調されて、いろいろな問題解決の方法のプレゼンで終わるというのが現状でしょう。
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☆21世紀型教育の授業はアクティブ・ラーニングで、今や、この言葉はバズワード化しています。しかし、それだけ、受験市場や教育市場では売れている言葉です。ですから、教育産業や出版社が、こぞってこの言葉が示す学びの行為をコモディティ化し、売ろうとしています。これは英語塾と同じような動きですから、大いに結構です。安い商品を買うか、良質商品を買うか、その判断は私事の自己決定なのですから。
(本物アクティブラーニング先進校の工学院。体験→理論化→体験→理論化・・・を展開し続けています。理論化の時にテストデータを活用しているところ、そのために新タキソノミーを創っているところなど、本格的な開発が行われています)
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☆前回CEFRについて、学校がどう認識しているかが重要であるということについて述べました。しかし、端的にいうと、C1英語を目指しているかどうかです。A1A2/B1B2/C1C2のレベルは、簡単に言うと、日常生活レベル/社会生活レベル/研究生活レベルとなると思います。
(聖母被昇天学院小学校6年生の国語の時間。阿弥先生は、創造性を養う巧みなプログラムをデザインして、アクティブラーニング型授業を行っています。教室は、生徒の好奇心、探究心が膨らみ、創造の竜巻が生まれています。来春、アサンプション国際小学校となり、共学化、21世紀型教育改革を実施。)
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☆今、英語塾は空前のムーブメントを引き起こしているかもしれません。それほど「英語の時代」なのです。そして、その拡大に火をつけたのは、21世紀型教育であり、それに伴う2020年大学入試改革です。「英語4技能」を重視し、6つの資格・検定試験団体のスコアをCEFR換算して、それを英語入試の代替として活用するという入試改革が進んでいるからです。
☆平成26年12月、文部科学省は「英語力評価及び入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用促進に関する連絡協議会」(以下、連絡協議会)を発足。その連絡協議会に参加する6つの試験運営団体が集まり、「英語4技能資格・検定試験懇談会」を結成し、情報をサイトで発信しています。それぐらい、「英語4技能」の道は本格的に広がっているのです。
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☆最近では日本の大学など、第三者評価機構が大学として一定水準の教育や研究を行っているかチェックする。実は、中等教育学校も自己評価、学校関係者評価、第三者評価など行われることになっている。
☆いずれも文科省がコントロールしているが、その評価基準や方法があまり機能しているとは言えない。殊に中等教育段階では、第三者評価機関が学校を評価するのではなく、外部の人材を評価者の中に組み込むにしても、学校設置者が、コーディネートするわけだから、どうしても文科省や設置者の都合で実施されがち。
(写真は麻布サイトから:第10回科学地理オリンピック日本選手権 兼 第13回国際地理オリンピック選抜大会で、麻布の高校1年生(昨年度)が銀メダルを受賞。学校にメダルが届き、校長室にて授与式が行われているシーン。塾歴社会を無化する突出教育を実践する麻布。このタイプの評価をたくさんゲットしているのが同校の特色。これも質的評価のカタチ。)
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☆まったく20世紀型教育で十分なのだと自信をもって語る本郷と吉祥女子。自分たちのことを20世紀型教育と直接は言っていないが、C1英語もやらないし、アクティブラーニングも学校を挙げてやるわけでもない、東大を頂点とする学歴社会を肯定し、そこで勝つか負けるかという「社会進化論」を邁進している。塾歴社会の枠組みの中で安定的ポジショニングを維持したいという姿勢や考え方を20世紀型教育という。
☆部活も盛んで、それがかえってよいことだと言われている。部活という制度が、民主主義社会で、その正当性や信頼性、妥当性を真摯に考えねばならぬときに、そんなの関係ないという姿勢。ちょっと間違えれば、アイヒマンが生まれる土壌。それを20世紀型教育というのだが、たぶん両校は自覚はない。
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☆昨日19日(木)、聖学院は「塾の先生対象 説明会」を開催。多くの先生方が訪れました。それだけ、受験市場で注目を浴びているということでしょう。
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☆首都圏模試センターによると、2017年度中学入試に向けて、続々入試改革が生まれています。2020年大学入試改革に対応するために、英語市場、eラーニング市場も活発化していることもあり、「英語」入試と「思考力・判断力・表現力」入試の新しいカタチが創意工夫されています。
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☆工学院大学附属中高では、在校生保護者対象の恒例の授業公開ウィークが始まっています。世の中が、ようやくアクティブラーニングだとかタブレットに代表されるICT関連ツールを活用した授業だとか話題にするようになった昨今、同校は、改革4年目に入り、さっさと異次元の授業に突入しています。
(岡部先生は、ネイティブスピーカーの先生の絶大な信頼を得ています)
☆工学院の授業改革の最初の2年間は準備期間で、昨年の中1(現中2)、今年の中1が改革実施の学年です。ハイブリッドなクラス編成で、イノベーティブな授業が展開されているのは、本ブログでも幾度か紹介しています。
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☆2017年は、和洋九段女子も動きます。同校サイトによると、5月21日(土)の第1回説明会で、来年創立120周年を迎えるにあたり大きな改革を実施することが発表される可能性大です。
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☆首都圏模試センター(2016年5月11日)によると、「2017年2月の入試から、桜美林中学校では≪基礎的な総合学力≫を測る入学試験を新設します」。ついに敬愛するヴォーリズから直接MFO(man for others)の精神を受け継いだ清水安三の創設した桜美林が動いたのです。やりました!
☆なんといっても、ヴォーリズは織田信長とやり方は違ったのですが、ある意味MFOの精神でシンクロしていたと思うのです。だから、近江が拠点だったのです。ヴォーリズも織田信長も、この地から世界を変えると。
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☆2017年度の八雲学園の中学入試要項を入手しました。このところ、毎土曜日、各教科の体験授業が行われています。カリキュラムポリシーをガンガン体験する場がつくられているのです。
☆そして、入試問題は学校の顔と言われているように、アドミッションポリシーの一環として、2月2日午後に新しい入試も開設されました。
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☆三田国際の第1回目の中学説明会(6月4日)の予約受付が始まっています。まだ20日以上にあるのに、満席になる勢いのようです。2017年度入試も、三田国際の話題で埋め尽くされる予感がします。
☆なぜか?一般に改革3年目を迎える頃になると、2年間積み上げてきた質の持続維持に力点が置かれ、新しい一手がうたれることはありません。企業ではないのだから、毎年新しいものに飛びついていられない、そんなイノベーションをやらないもっとらしい理由が壁になるものです。
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☆週刊朝日(dot. 5月7日 7時0分配信)の記事「早慶上理「実合格者数」1位はアノ女子御三家 “リケジョ”希望者が急増のワケは?」はかなりおもしろい。たしかに、
<今年も、首都圏では「早慶上理」(早稲田大、慶應義塾大、上智大、東京理科大)という難関私立大について、「実合格者数」の観点から全国上位50校をリスト化。その強みを独自に調査・分析した。・・・・・・従来の「合格者数」と「実合格者数」の差をどう見るか。合格者数は多いのに実合格者数が少ない学校は、合格実績が、複数の学部に受かる一部の優秀な生徒だけに偏っていることを意味する。高校の説明会などでアピールされる「難関大への合格者数」だが、その学校の本当の実力は、実合格者数を見ないと判断できないということだ。>
☆とは、従来の見方と変化なしです。しかし、学校の取り上げ方が少し違ってきています。つまり、上記のような大学入試市場制度を疑いもなく活用しながら、その制度を内側から崩す21世紀型教育モジュールが埋め込まれ始めているという感じなのです。
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☆湘南白百合は、20年前から、今で言うアクティブ・ラーニングに取り組み、医歯薬・理系に多数進学する道を開く女子校。その教育力のすばらしさや具体的なプログラム、評価方法については、首都圏模試センターの「私学の魂」(学校レポート版)に詳しい。これほど見事に同校の教育についてリサーチされているものは他にないでしょう。
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☆今月に入って、<新たな動き【14】 横浜女学院のポテンシャル>という記事のアクセス数が急上昇。半月前の記事なので、いつもなら新着記事が圧倒するものなのですが、何が起きているのでしょう。GWだから、例年だと、ホンマノオトへのアクセスは分散するのですが、同記事へアクセスが集中するとは、すごいですね。
☆連休中に、何か横浜女学院で特別の行事があって、検索したらたまたまホンマノオトに行きついたのかと思い、自分でも検索してみましたがそうではなさそうです。
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☆<新たな動き【06】 立教女学院の知(4月7日) >でも紹介しました立教女学院の≪卒論≫について、読売新聞(「学ぶ育む~最前線」4月15日)の飯田達人さんが取り上げていました。
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☆今やすっかり多様な才能者が集まる学びの拠点と評価が高い聖学院。言語的思考とサイエンスマス的思考を統合したプロジェクト学習が学校全体に広がり共有されているのは男子校では聖学院だけでしょう。
(4月24日(日)私立中学合同相談会「夢限大」でも、はやく受験生の親子連れが殺到。今年も高い人気で盛り上がる兆し:写真 副校長清水広幸先生)
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☆学校の暦では、4月は、新しい年度である平成28年度が始まった月でしたが、今年度の人気ランキング1位は「三田国際」の関連記事から開幕。渋谷教育幕張、かえつ有明、日比谷、工学院、富士見丘、桐朋、本郷、大妻中野、大阪被昇天、大阪聖母、横浜女学院、逗子開成、青山学院、八雲学園、明大中野八王子、開智グループ、栄東なども、今月の注目校です。
☆情報としては、首都模試父母会情報、同センター取締役の北氏のスピーチ、クオリティスクール、塾歴社会などがランキング入りしています。
1:新たな動き【08】 三田国際 入学式 2年目はやくも飛躍
2:2016東大合格実績の季節(03)渋幕 御三家のおわりを招く
3:新たな動き【01】三田国際の大学入学準備教育 大車輪
4:4・17首都模試「統一合判」保護者会 in 成城学園 資料③
5:4・17首都模試「統一合判」保護者会 in 成城学園 資料①
6:4・17首都模試「統一合判」保護者会 in 成城学園 資料②
7:新たな動き【09】 21世紀型の女子校はどこにあるのか?
8:2015中学受験生のために【059】 三田国際学園の競合校
9:2016東大合格実績の季節(09) 神奈川男子校と日比谷高校の比較から:...
10:生徒に人気がある学校ない学校 かえつの対話イノベーションに期待
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