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学校選択のための評価のメガネを磨く<10>クリエイティブスコア①三田国際ナンバー1工学院第2位。

☆ではクリエイティブスコア(以降「CS」)はどう付けてみればよいのでしょうか?学校選択の「自分軸」を形作ることが大切なのですから、学校説明会やサイトを見て、スコア化してみればよいでしょう。このリサーチは量的リサーチではなく、質的リサーチです。

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☆これは、私が学校のCSを考える時の指標です。21世紀型教育機構(21CEO)のアクレディテーションの指標はもっと複雑ですが、受験生の保護者が説明会やサイトをみて、パッと判断できるシートはこんな感じでしょう。

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☆質的リサーチなのになぜスコア化?質的リサーチは評価ポイントを決めて、それをチェックしやすいようにスコア化するのは、IB(国際バカロレア)やPISAでもおなじみなので、それほど抵抗はないと思います。

☆評価ポイントは、コミュニティで話し合えばよいと思います。これはあくまで私の主観です。みなさんと話し合うきかっけになればよいだけです。

☆しかし、かなり積み上げてきたので、まずまずクリエイティブスクールの質とマッチングしていると思います。

☆さて、こうしてCS比較表を見ていくと、三田国際や工学院が急に注目を浴びてきたことがハタとよくわかります。また、今後桜丘がブレイクすることも見えてきます。しかも、これらの21世紀型教育校は、グローバル大学入学準備教育の成果はこれからですから、ますます注目されるということもわかります。

☆CSで比較すると、偏差値で比較すると、迷ってしまう海城、麻布、開成、聖光なども、海城が圧倒的に21世紀型クリエイティブスクールであることがわかります。

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☆また、三田国際と都市大等々力は隣接地帯にあり、よく同じような教育をやっているという点で比較されますが、全く違う教育を実施しているというのも明らかになります。

☆洗足も、21世紀型教育を行っていると言われますが、その実クリエイティブスクールではなく、エリートスクールを目指しているということが見えてきます。

☆2020年大学入試改革、中学受験市場の変化において、21世紀型教育が出現してきたということは、実は受験生の保護者が、エリートスクールとは次元の違う教育のバリューを求め始めていることを示唆しているでしょう。

☆そのバリューを体現する21世紀型教育の学校をクリエイティブスクールと呼びましょう。そしてその指標をクリエイティブスコア(SC)と呼んでいきましょう。偏差値とCS。この両方を加味して考えれば、伸びるタイプ②の受験生に道は開けますし、伸びるタイプ④の受験生は最適な学校を選ぶことができます。

☆CSなんて本間の主観じゃんといわれるかもしれません。ではどこに客観的で科学的とか言われる指標があるのか示して見せてください。

☆教育におけるデータは、正当性、信頼性、妥当性が、そこに集まる参加者にとって納得のいくものであればよいのです。それには誰かがまずは主観的な指標を提案し、議論し、ブラッシュアップするしかないのです。

☆そのような動きが、中学受験業界では、偏差値や大学合格実績以外には今までなかったのです。選択の指標は複眼的であればるほど、よいのです。誰にとって?受験生にとって決まっているではありませんか。

☆それに学校も、自分軸の基準を提案すべきでしょう。偏差値を批判するばかりでなく、自分軸を提示することがもっとも必要です。

☆なぜそれをやってこなかったのか?偏差値が高い学校は、何もしなくても生徒が集まってくるので、渡りに船のシステムだったからです。

☆しかし、公立学校と違い、教育の標準化を受験生の保護者は期待しているわけではありません。1986年以降中学受験の大衆化市場をある大手塾が仕掛けたために、偏差値が使いやすい指標になったのですが、今や中学受験市場は、希少価値を探す時代になりました。

☆もともと、中学受験はコモディティ市場ではなく、マッチング市場だったのです。そのことが再び明らかになったのが今の時代です。

☆我が子の価値は標準化されるのではなく、新しく見出されるそんな学校はどこか?クリエイティブスクールのエリアから探す時代がやってきたのです。

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