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新たな動き【86】NVC教育 今のかえつ有明だからこそできること かえつ有明にしかできないこと

☆かえつ有明の知のプロジェクトが旋風を巻き起こしそうです。同校サイトによると、プロジェクトチームは頻繁に集まっては、自分たちの授業の振り返りや今後の新しい授業展開について対話しているようです。

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(写真は同校サイトから:ラウンドテーブルで対話しているシーン)

☆このプロジェクトは、必ずどこかのタイミングで、新たな挑戦をお披露目するはずです。今までだと11月の学校説明会以降、「思考力テスト対策講座」でアクティヴラーニングスタイルの体験授業が公開されてきました。今年もそうなるのではないでしょうか。何が生まれるか今から楽しみです。

☆ところで、プロジェクトの先生方の今の気持ちも少し紹介されています。

・授業中に退屈そうな生徒がいる時に自分の考えを押し付けるのではなく、「何がおもしろくない?」というように質問を投げられるようになった。

・先生って何だろう…?と考えるようになった。「教える」よりも「対話する」ことに力点を置きたいと考えるようになった。

・視野が狭くなり、頭がカチコチになって外から吸収することをやまてしまっていたが、このプロジェクトの活動をきっかけに、変な力みがとれて気持ちの余裕ができた。

・自分自身のことというよりも、環境の変化を感じる。かえつ全体がアクティブラーニングに積極的に取り組むようになった。

・自分自身に対して「問う」ことが増えた。「自分って何だろう」など。周囲からのリフレクションに対する感度が上がった。

・「まだとくに変化はないかな。あまりまだ意識してないかも・・」

・自分自身は常に新しいことをやってきたが、それが共有できている状況が嬉しい。かえつでなければこういうことはできなかったんじゃないかと思う。このプロジェクトチームそのものが大きな変化。

☆〇〇をしなければならないと抑圧的な言葉を使う教師は1人もいませんね。柔らかい対話をホームベースにして、先生方それぞれが授業で生徒と共にそれぞれの才能の種を大きく育てていっている様子が目に浮かびます。

☆抑圧的暴力的な言葉を使わない教師で溢れている学校は、実は意外と少ないのです。

Nvc

☆これは、学内で、佐野先生・金井先生が、プロジェクト以外に、ノンバイオレント・コミュニケーション(NVC)研修を行ってきている成果もあるでしょう。NVCの重要性は誰でもわかりますが、常に意識し実践していなければ、ふとVCを使ってしまっている場合があるものです。

☆このようなNVC研修を行っていないのが、ほとんどの学校です。NVCの意識を高める努力にコストをかけない日本の教育。

☆舛添知事と鳩山邦夫議員は、同じ年齢で、高校時代全国の模擬試験で1位、2位を競っていた秀才だとテレビで放映されていたようですが、NVC研修という教育がなかったので、唖然とするような失言や絶望的答弁が露わになっています。

☆18歳選挙目前、とてもよい教材を提供していると思います。勉強も大事ですが、NVCができることが社会を創る基礎基本であることを学ぶチャンスです。20世紀型教育は、知識は基礎基本でしたが、NVCは基礎基本でなかったということですね。

☆NVC教育は、今のかえつ有明だからこそできるし、今のところかえつ有明にしかできないことであるかもしれません。反面教師の政治家と今のかえつ有明の先生方とコンペア・コントラストして学びたいものですね。

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