深いアクティブラーニングが生み出す世界
| 固定リンク
☆SOCIETASのサイトに「フランス・バカロレア哲学試験問題2016年版が発表:過去問・採点基準も公開」という記事が掲載されている。哲学の問題としてはそれほどおもしろくもなんともないかもしれない。東大の帰国生入試の問題の方がよほどおもしろいが、そこは哲学の国だから、基本的な問題を出題しているのだろう。
(同サイトで紹介されている坂本氏の論文から。京都大学高等教育研究第18号2012年「バカロレア哲学試験は何を評価しているか?―受験対策参考書からの考察―」坂本尚志/京都大学高等教育研究開発推進センター)
| 固定リンク
<6月20日、「世界の教師トップ10」に日本人として初選出された高橋一也教諭(中学教頭・英語科)の授業視察に馳 浩文部科学大臣が来校しました。
大臣は、高橋教諭の授業をはじめ、高校クラスの朝のホームールームや生徒会室、図書室や職員室など校内の各所を視察されました。授業終了後には、大臣に記念撮影や握手に応じていただき、終始和やかな雰囲気の中、約1時間の訪問を終えました。>
| 固定リンク
☆御三家の中で、武蔵中高は、比較的塾歴社会化から難を逃れている。それはなぜだろう。おそらく入試問題で合格が読みにくいからだろう。偏差値で、このぐらいだから合格確率は高いと開成や麻布のようには読むことはできないからだ。
☆オール記述だし、細かい多くの知識は必要ない。昨今中学入試で多くの学校がチャレンジしている適性検査型入試、思考力入試のプロトタイプの1つである。もちろん、思考のレベルは低次思考ではなく高次思考を求められる。
| 固定リンク
☆中学入試だけ見ていると、開成はまだまだグローバルの道は遠いように見えます。しかし、高校入試から100名応募しますが、そこには帰国生が10%から20%の間、毎年コンスタントに入学してきます。
| 固定リンク
☆首都圏模試センターの「私学の魂Web版」の東京電機の記事もおもしろい。工学系の附属中高のことだけあって、イノベーションは大前提ですが、問題はものづくりでおわることなく、そのものづくりのときの発想や思考の過程の工学モデルをきちんと提示しているところが興味深いのです。
| 固定リンク
☆今、八雲学園には、姉妹校ケイトスクールの生徒が訪れています。2週間くらいジャパントリップをするそうですが、学びの拠点として八雲学園に滞在し、同校の在校生とOGの家庭にホームステイしているそうです。日本語を学んでいる生徒ですから、英語と日本語が混在してコミュニケーションしている姿が眩しいですね。
| 固定リンク
☆三田国際の中2のインタークラスの授業を取材しました。理科の授業でしたが、オールイングリッシュの授業です。日本の理科教育と違い、実験と知識定着というスタイルではなく、実験と科学的思考構築というのがセットになっています。取材したときの理科の授業については、21世紀型教育サイトをご覧ください。 ここでは、今のところ誰も論じていない重要のことに少しふれましょう。7月のから8月の間の東京と福島、大阪の教員研修のワークショップを行った後、中身については、ある程度公開できると思います。
| 固定リンク
☆かえつ有明の知のプロジェクトが旋風を巻き起こしそうです。同校サイトによると、プロジェクトチームは頻繁に集まっては、自分たちの授業の振り返りや今後の新しい授業展開について対話しているようです。
| 固定リンク
☆今、首都圏模試センターWeb限定版がおもしろい。大妻多摩の記事を読んでいてそう感じました。その学校の教育の全貌が見えます。過去・現在、そして未来も映し出されています。そんな中で、極めて重要な「私学の魂」がかなたに見えるように編集されています。
| 固定リンク
☆首都圏模試センターのWeb限定盤「私学の魂」に安田学園がアップされていますが、極めて重要な情報が載っています。それは論文ベースの探究型の授業があるということです。それがどうしたの?と思われるかもしれませんが、大学受験の小論文ではなくて、本格的な論文編集の学びがある学校は少ないのです。
| 固定リンク
☆首都圏模試センターのWeb限定版「私学の魂」で「関東学院」の記事が掲載されています。関東学院といえば、マーティングバンドだと思っていたら、学内最大規模のオーケストラ部があると載っているではありませんか。
| 固定リンク
☆聖学院の思考力テストは、2017年中学入試で、6年目を迎えます。それゆえ、同校の「思考力」に対する考え方の質は高まってきていますし、進化もしています。
☆それは、説明会において思考力セミナーで「どんなことをやるのか」という具体的事例を説明するのみならず、きちんと聖学院の思考力入試のコンセプト、アクティブラーニングの効果、learning by makingによる生徒の成長など理論的な説明も行うようになっているところからもわかります。
| 固定リンク
☆6月11日(土)、聖学院では、第1回学校説明会を開催。同サイトによると、115組・約300名の受験生/保護者が参加したということです。すでに本ブログでもご紹介したように、3週間前に行われた「塾の先生対象 説明会」も多くの塾関係者が集った ということですから、塾と受験生の参加の仕方に、相関・連動があり、来春も人気の聖学院でありましょう。
☆なぜ、人気があるのか?それは、聖学院の教育の3つの柱である「人間教育」「学習指導」「体験学習」が中学入試で広く支持されているからです。
| 固定リンク
<私塾市場の変化[07] 富士見丘生の学校の選び方①>のつづき
☆富士見丘の建学の精神「忠恕」の意味をすでに共通感覚として持っていた3人。実に興味深い。そこで、「いつぐらいから、人を思いやるとか、チャレンジするとか、対話が重要とか思うようになったのかな?自己分析は難しいですか?」と尋ねてみました。
(自分の学びのスタイルを振り返るワークショップも交えながらインタビューは続いたのですが、さすがこのタイプの作業はお手のものでした。)
| 固定リンク
☆アクティブラーニングと言えば、溝上慎一氏。多くの著書を出しているが、書いてあることは一貫して同じだから、次のパワーポイントを見ると、その考えはわかりやすい。溝上氏の考えは、ある意味公立学校の現場の状況を配慮しているので、日本の教育の現状が映し出されているともとらえることができるので、貴重なリソースである。
☆実に驚くのは、やはりこれでは子どもはつらいなあということである。こんなに単純化して(物象化してとでも言えばよいのかもしれないが)は、一億総鬱病にならざるを得ないような、不幸せな教育システムになってしまうなあ。いやなっているのか。。。少し不安になる。
| 固定リンク
☆富士見丘の広報部長中島先生に、高校生にインタビューする機会を頂きました。祖師ヶ谷大蔵駅すぐ近くの私塾「セミナリオ」を訪れたとき、塾長宮澤先生が「富士見丘は、生徒が自ら選んでくる高校。当初こちらが強く奨めたわけではなかったが、生徒が見つけてきて情報を後輩に共有してくれた。彼女たちが目を輝かすのだからよい学校に違いない。以来、進学が続いている」と語っていたのを思い出し、中島先生にお願いして、セミナリオ出身の高校生に合わせてもらったのです。
(米国超名門校には必ずあるラウンドテーブル。ソクラティックラーニングを行う空間。富士見丘にも同様の空間があり、そこで話を聞くことができました)
| 固定リンク
☆読売オンライン(2016年6月7日)に後藤卓也氏の記事「第1志望校合格は成功の第1歩?」が掲載されています。後藤氏には、一度お会いしたことがあります。一部の大手進学塾による御三家独占化となった中学受験市場=塾歴社会化現象について見識を拝聴したかったので、首都圏模試センターの北氏と山下氏に機会をつくってもらいました。
(読売オンラインサイトから)
| 固定リンク
☆首都圏模試センターによると、桐朋女子が2/2AMに「論理的思考力&発想力入試」を新設!します。 とはいえ、同サイトにあるように、もともと「準備授業+口頭試問」という、私立中学入試のなかでも独特のユニークな入試を長らく実施してきていたので、新設というより復活でしょう。
| 固定リンク
☆ミニ開成化にも与しない、ミニ三田国際化にも与しない、第3の道を歩み始めたのはかえつ有明です。同校が第3のピラミッドを形成するかどうかはまだわかりませんが、全く新しい私立学校を生徒と共に創りだしていく道をしっかりと歩み始めました。
| 固定リンク
☆≪三田国際化≫。それは明治時代からの≪私学の系譜≫史における第3の金字塔となるでしょう。第1の金字塔は、福沢諭吉、江原素六、新島襄、矢島楫子などが、≪官学の系譜≫が忘却する普遍的理念を守り抜く拠点「私立学校」を建設した歴史的記念碑を指します。
☆そして第2次世界大戦後、多くの私学人がかかわって成立させた教育基本法をベースにして行ってきた私立学校の教育は第2の金字塔を確立しました。
| 固定リンク
☆首都圏模試センター北氏(取締役・教育情報部長)によると、千葉の中学入試が大きく動くということです。大きくというのは、東京をはじめとする他のエリアにインパクトを与えるということのようです。
☆その大きな契機を市川が与えると。というのは、第1回入試(1月20日幕張メッセ)で、英語選択入試を実施するからなのです。
| 固定リンク
1:新たな動き【14】 横浜女学院のポテンシャル
2:2016東大合格実績の季節(03)渋幕 御三家のおわりを招く...
3:私塾市場の変化[04]週刊ダイヤモンド~聖学院、三田国際、大妻中野、開成...
4:新たな動き【53】 なぜ麻布なのか。
5:新たな動き【42】 三田国際 さり気なく新しい試み
6:新たな動き【62】世紀の対決 本格化!(1)
7:新たな動き【38】横浜女学院 横浜共立 洗足学園...
8:私学人 石川一郎先生 近況
9:私塾市場の変化[02]私塾と私学
10:新たな動き【59】 聖学院 受験市場に支持される ...
| 固定リンク
最近のコメント