« 英国のEU離脱とオバマ大統領 | トップページ | かえつ有明 新しいビジョンの夜明け。 »

英国のEU離脱の意味~シンプルに抑圧と貧困からの自由

☆英国のEU離脱がどんな影響を生み出すのか、毎日、新聞、テレビ、SNSなど各メディアは喧しい。いろいろなデータを持ち出したり、現地の市民のいろいろな声を拾ったり。。。日本の見識者は、今のところ英国のEU離脱を愚かな選択だとか、目先のことしか考えていないいう論調が多勢。

Img133
(正義の見方も立ち位置によって変わる)

☆若者は残留派が多いというデータを持ち出して来たり、スコットランドやロンドン、アイルランドも残留派が多いとか。。。

☆このままいけば、イギリスの分断だけではなく、EUの分裂もあると。たしかに、そういう動きが飛び火しているかのようだ。

☆しかし、年齢や地域に関係なく、抑圧や貧困からの解放、自由を求めての動きが、素直なシンプルな理由なのである。その限界がやってきたということ。

☆どんなにEUが自由と協調と平和を目指していていても、ビューロクラシーならぬユーロクラシーは、相応なものだと思う。

☆英国市民は、端的に自分たちの税金が、EUでどのように使われているのかわからないということなのだろう。EUの官僚の局長クラスが、月給190万円だなんて、市民からすれば搾取としか思えないだろう。

☆もちろん、自分の生活を守るための行動かもしれないが、一度この社会主義的民主主義に近いEUはリセットしようというのが、無意識層にあるのではないかと思う。

☆もちろんかつてのように社会主義的ユートピアはありえない。だから、ゾンビ資本主義が闊歩するようなEUシステムは誰かがリセットし、破壊的創造が必要なのだと。

☆ロンドンのシティこそゾンビ資本主義の巣窟ではないかといわれるかもしれない。そういう面もあるだろう。だから、EUゾンビ対英国ゾンビという局面もあると思う。しかし、それは、ゾンビ資本主義の慣れの果てであり、歴史全体は必ずしも正義の味方対悪党という図式だけではなく、悪党対悪党というケースもあるのだ。

☆だから、クリエイティブ資本主義対ゾンビ資本主義もあるし、ゾンビ資本主義対ゾンビ資本主義も包括的に動き出していると思った方がよい。

☆日本の見識者が、英国のEU離脱を愚かだと言ったとき、それはゾンビ資本主義の立場から語っているのか、クリエイティブ資本主義の立場から語っているのか、誰も明らかにしない。

☆ゾンビ資本主義にとっての自由と人権と平和でよいのか、クリエイティブ資本主義にとっての自由と人権と平和でよいのか。そういう語り方をする見識者はなかなかでてこない。

☆そんな議論は、おそらくプロデューサー側や編集者側が企画しないだろうからね。

☆しかし、イギリスには、連綿とウィリアム・モリスの生活と芸術の一致というコンセプチャルデザイン思想が横たわっている。ただし、アダム・スミスやロックも同居している。だから、モリスのような社会主義的ユートピアではなく、クリエイティブ資本主義的ユートピアへの道が今開かれようとしているのかもしれない。

|

« 英国のEU離脱とオバマ大統領 | トップページ | かえつ有明 新しいビジョンの夜明け。 »

21世紀型教育」カテゴリの記事