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新たな動き【100】早稲田大学高等学院 SGH日々進化

早稲田高等学院がSGH校になって3年経つが、サイトを見て驚愕。グローバルな教育活動の充実度、大学や企業、海外とのネットワークの目を見張る拡張に、驚いた。また、SSH(スーパーサイエンススクール)指定校になってから10年の歳月が経過。

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※「クリエイティブスコア(CS」の基準については、「学校選択のための評価のメガネを磨く<10>クリエイティブスコア①」をご覧ください。

☆他校に追随を許さない多様で深堀しているプロジェクト活動が展開している。しかし、CS(クリエイティブスコア)を付けてみると、麻布、JG、逗子開成と同レベル。

☆これは、SGHやSHHの認定申請をしていなくても、麻生やJG、逗子開成は、すでに同等のプログラムを展開しているということを逆照射している。

☆特に麻布、JG、早稲田高等学院に共通することは骨太の論文編集プログラムが実践されているということだ。

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(写真は、同学院サイトから)

☆CSがこれ以上伸びないのは、日々の授業でPBL型のアクティブラーニングを学校全体で取り組むのではなく、あくまで教師1人ひとりに委ねているというスタイルだからであろう。

☆CSが麻布やJGに比べ高い学校は、1人ひとりの教師が行うのであるが、さらに学習する組織として学校全体で動いているという差異があるのだろう。

☆教師1人ひとりの力が揃っていれば、たしかに学習する組織になる必要はないかもしれない。しかし、優秀な力のある学校だからこそ、学習する組織として進化すれば、最強になるだろうとは思う。

☆この学びに対する教師のリーダーシップの違いは、しかしながら非常に興味深い。「自由」という考え方の違いにつながっていくからだ。早稲田高等学院の自由は、他校に比べ校則からの自由度が高いということが校風となっている。

☆麻布やJGの自由は、20世紀型近代社会における個人の思想表現の自由である。

☆学習する組織がベースのクリエイティブスクールは、クリエイティビティを生み出す自由である。思想表現の自由は、この自由に包摂される。21世紀近代社会は、20世紀型近代社会の光と影の葛藤を乗り越える3T(タレント、テクノロジー、トレランス)としての自由を必要としている。

☆学習する組織における自由は、おそらくこのように歴史的背景が違うのだろう。

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