新たな動き【115】 聖学院 未来を創る才能教育
☆首都圏模試センター「2016年7月統一合判」の志望者数関連データ」によると、聖学院の複数回入試の志望者総数の前年対比は、131.6%。入学時に比べ卒業時には精神的に大いに成長し、学力的にも飛躍することが浸透してきたことと、その成長や飛躍を生み出す「聖学院の未来を創る才能教育」の見える化が、高人気につながっている。
(「思考力入試ガイド」はコチラをクリックすると拡大して見ることができます)
☆「未来を創る才能教育」のエレメントは、帰国生や英語体験者が集う多様性が1つ、それからもう1つはレゴを活用した思考力セミナーに象徴されるように、知識を生み出す思考力授業が存在するということだ。
☆もちろん、学習指導要領に基づいている教科書に詰まっている既存知識も憶える授業はなされているが、知識は本来生活や探究の中から新たに生まれてくるものである。知識が生まれる過程を体感するから、既存知識も定着するし、活用できる。その原点に立ち還るのが思考力重視の授業である。
☆聖学院の知の拠点は、言うまでもなく「図書館」。社会のアクティブラーニングやビブリオバトルの企画、図書の活用法など知の創意工夫がなされている。
☆その図書館だからこそできるであろうイベントが行われた。それは、7月9日(土)、翻訳家・柴田元幸さんを招いての朗読会。「柴田さんは現在、村上春樹氏との共同企画「村上柴田翻訳堂」シリーズを新潮社から刊行する傍ら、全国の書店や大学などで、精力的に朗読会を開いて」いるという。
☆しかも、音楽デュオ「3日満月」によるアコーディオンとバイオリンの演奏も加わったというからすてきだ。
☆「ことば」「音楽」「音声」「文化」「歴史」・・・などが一体となった図書館。生徒のみなさんが、時間を忘れて未知の世界に思いを馳せたにちがいない。
☆この学びの環境は、聖学院の才能教育のプロトタイプだろう。この種があらゆる教科学習や行事に浸透しているのであるから。
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