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新たな動き【117】 世田谷学園 1人ひとりがかけがえのない価値をもった尊い存在

首都圏模試センター「2016年7月統一合判」の志望者数関連データ」によると、世田谷学園の複数回入試の志望者総数の前年対比は、109.0%。混迷の時代にあって、子どもたちが穏やかにたくましく互いの存在を認め合いながら生きていくにはどうしたらよいのか?世田谷学園に行こう。そういう流れが出てきたのではないだろうか。

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世田谷学園のサイトを開くと、この穏やかな気持ちがわいてくる表情が現れてくる。そして<Think & Share>という同学園の教育理念が浮かび上がってくる。

☆抜群の大学合格実績をほこっている同学園だが、それは優勝劣敗というより、スポーツマンシップで臨むコンテストのような感覚なのではないだろうか。

☆あのスティーブ・ジョブズ氏も、日本人僧侶から禅を学び、日本文化に親しみ、デザインのアイデア創発のきっかけになったというエピソードは有名である。最近では、「ZEN」は世界に広がり、思想や座禅を体験しに日本を訪れる外国人も増えた。

☆世田谷学園もその「ZEN」が土台になっており、生徒も座禅をする機会が設定されている。

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☆ネガティブなサイクルを断ち切り、穏やかにポジティブな気持ちが流れてくる座禅やその呼吸法は、最近では健康にも良い影響を与えると評価が高い。

☆ある講演会で、OBが、世田谷学園の座禅や校門での一礼の構えは、自分を見つめ、世界の人一人ひとりがかけがえのない価値をもった尊い存在であることを受け入れる心をカタチづくってくれたと語っていたのを記憶している。

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(カナダ英語研修の写真。同学園サイトから)

☆宮崎駿監督が、日本外国特派員協会に所属する海外メディアの報道陣限定で会見を行ったが、その際「何か、世界がもっと根元の方でみしみしと悪くなっていくようです」と語ったようである。その根元は、このかけがえのない価値ある尊い存在についての<Think & Share>ということにも通じるだろう。

☆世田谷学園は、この根元を大切にすることが第一義であり、大学合格実績や授業は、その根元を育む生徒にとって必要な糧の1つなのだろう。

☆もし、今トレンドになっているアクティブラーニングが必要な糧であれば、それを行うが、今のところそれは糧というほど、生徒は必要としていないのかもしれないし、実は座禅そのものがすでに究極のアクティブラーニングであるのかもしれない。

☆いずれにしても、この根元が混迷する時代を生きる世界の人々にとっても必要な何かであり、それを心身に染み渡らせた生徒が、社会に出たとき、このかけがえのない価値のある尊い存在についての<Think & Share>を広めるリーダーシップを発揮していくだろう。そして、これが生徒1人ひとりが自信をもって疾風怒濤の時代を生き抜いていく力になるのは間違いない。

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