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新たな動き【123】 神奈川女子校 質の競争に 湘南白百合・横浜雙葉・フェリス・横浜共立

首都圏模試センター「2016年7月統一合判」の志望者数関連データ」によると、湘南白百合の入試の志望者数の前年対比は、124.6%、横浜雙葉は、144.8%、フェリスが、96.2%。横浜共立の複数回入試の志望者総数の前年対比は、101.9%。湘南白百合と横浜雙葉は躍進、フェリス、共立女子は横ばい。

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(湘南白百合の破格の探究型アクティブラーニングについては首都圏模試センターの「私学の魂」が詳しい!)

☆湘南白百合の人気は、明らかに教育の質の高さ。破格の探究型アクティブラーニングは有名だが、最近では授業で行われているアクティブラーニングまでサイトで公開している。

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☆まるでコーラスのような詩の群読、古典で劇作劇というドラマエデュケーション。ワクワクするこれぞアクティブラーニング。古典にもかかわらず創造的思考をめぐらす授業。オープンキャンパスや文化祭もいつも盛況。カトリックというと厳格というイメージがあるかもしれないが、湘南白百合マリア様は湘南の海風に髪を揺らして、手を広げ、歌を歌い、ドラマを創造するというアーティスト風。人気の秘密は生徒がクリエイティブクラスになれるということだろう。

☆横浜雙葉は、間口を広げた。募集定員と中学一年生のクラス編成を変更したのである。同校サイトでは、次のように掲載されている。

 来年度の本学園の募集定員と中学一年生のクラス編成について、以下の通り変更いたします。

(1)募集人員をこれまでの90名から100名に変更いたします。
  但し、1学年180名の定員は変更ありません。
(2)中学一年生のクラス編成をこれまでの4クラスから5クラスに変更いたします。
 これまで、横浜雙葉小学校との関係もあり、受験での募集人員は90名としておりました。しかし最近の応募者が安定してきていることと、海外転勤などで横浜雙葉小学校からの進学者が予定を下回ることもあり、実際の受験の合格者は90名を越えております。そこで今回、受験生にできるだけ門戸を開きたいということから100名といたしました。
 また、中学一年生のクラス編成については、新入生が新しい環境に溶け込むまでに本校としてもこれまでも様々な取り組みをし、特に大きな問題はありませんでした。しかし、本校が標榜する一人ひとりを大切にすることと、きめ細やかな指導をする姿勢をできるだけ早い機会にさらに徹底したいと考えて、2017年4月より中学一年生については5クラス編成を実施することといたしました。

☆もともと人気がある学校がゆえに、「受験生にできるだけ門戸を開きたいということから100名といたしました」というのだから、人気が高くなるのは当然である。

☆さて、フェリス、横浜共立であるが、教育の内容をもっと公開すれば、湘南白百合のように志望者はすぐに回復するだろう。

☆しかし、そうでないと、今でいうアクティブラーニングをすでに実施してきている神奈川学園や聖園女学院、鎌倉女学院に志望者がシフトするかもしれない。首都圏模試センター「2016年7月統一合判」の志望者数関連データ」によると、神奈川学園雲学園の複数回入試の志望者総数の前年対比は、146.9%、聖園女学院は、124.6%、鎌倉女学院は、150,4%。

☆聖園女学院は横浜雙葉同様、入試改革をして飛躍。神奈川学園、鎌倉女学院は、昨年比は増えたとは言え、2014年に比べれば、若干減っている。したがって、2014年以前に回復するように向けて努力するだろうから、その勢いはさらに強くなるだろう。すると、聖園女学院の勢いと相まって、ますますフェリス、横浜共立からのシフトを牽引するだろう。

☆このような教育の質の競争の渦が生まれることは、生徒にとってたいへんよい選択機会拡大でもある。大いに質の競争をしてもらいたいものである。

☆本質にこだわる横浜女学院もこの質の競争に参入でき、再び神奈川エリアの女子校は活況を取り戻すかもしれない。

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