上田先生learning through loveの情熱に想う (1)
☆空間デザインを終えた後、今度はNHKのプロフェッショナルなムービーづくりの準備。メンバー各自がスマホにダウンロードし、参加者に使い方を伝播させる種作りが開始。
☆9時開始までの間に、どんどん参加者が集まってくる。みなスマホを操作している。学校ではあり得ないシーン。ディコンストラクションを仕掛けるのがlearning through loveの肝。今まで通りというのは、無関心を生み出す。無関心は愛の反対語である。人間に関心があれば、自ずといまここで出遭った人同士の感情や思想が噴出するように仕掛けるのが互いに関心を抱くことだし、それが愛というものだろう。学びが、その情熱が世界を変えるのだ!ロックンローラー上田先生のスーパーアクティブラーニングの仕込は着々。
☆参加された先生方も、すぐに集中しはじめた。がしかい、まだ準備段階なのである。
☆突然大音量でポップスが響き、教頭部会の副院長葛西先生が踊りながらさこれから始まりますという開会の挨拶に現れた。なんておしゃれな。しかし、絶対学校ではやってこなかっただろうなあと思っていると、上田先生も踊りながらステージに登場。あっ、これから始まるのかという意外性のクリーンヒットを上田先生は打った。
☆さあ、プロフェッショナルとは何か?あなたは誰?のムービーづくりかと思いきや、まずは全員セッティングということで、アプリの操作を、昨夜即興的にチーム上田のメンバーになった太田先生がプレゼン。
☆すると、先生方は、いっせいにムービーを編集し始めた。実に壮観な眺め。楽しそうに行っていて素敵だと思ったのだが、実はまだまだだという。
☆プロフェッショナルとして大事な肩書についてはまだ挿入はしない。何せ、タイトルではないのだ。自分ってなあ~にということを見つめて、それをアウトプットするというのだ。適当に入れることはできるが、それではワークショップの意味がない。本気で自分と向き合うには、まだまだ想いのプロセスが足りない。
☆すると、上田先生は、レゴで高積みやりましょうと。10チームにわかれて、いっせいにとりかかった。
☆勝負はあっというまに決したかのように見えた。しかし、これでよいのか?何も考えず、やれと言われたからやっただけ。だったら、今度は作戦を立ててからやろうと。そこで、ステージの近くに移動して、作戦会議をはじめることにした。
☆がしかし、そこでもっと高くレゴを積むにために、みんなでポップスのリズムにのって、踊りジャンプしましょうと。身体をうごかさなければ、いいアイデアも浮かばないということか。そして、いっせいに走って、席にもどpって高積み競争と号令がかかるや、先生方は走る走る、子どものように会場を走り回った。というわけで、机の並び方のデザインの仕掛けは、レース空間のためだったのだ。
☆そして、とりかかったときのチームの姿はもはや教頭先生という肩書を忘れて、子どものように積み上げに必死。
☆この肩書を忘れ、ひたすら天を目指してチームでみんながフロー状態(没頭状態)になっているところに、実にすてきな仕掛けがあった。学校で果たしている役割とは違う自分がいることに気づいただろう。
☆レゴ高積みレースのビフォー、アフターの成果の違いはあまりに顕著。上田先生の「この高さが、みなさんの達成感を可視化しています」というコメントに大いに会場は沸いた。
| 固定リンク
最近のコメント