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新たな動き【134】 集結!世界を変える私学人 大妻中野・聖学院・八雲・首都圏模試

☆昨夕、首都圏模試センターに、大妻中野の諸橋先生、聖学院の清水先生、八雲の菅原先生が集結。首都圏模試の北氏、山下氏と「思考力」とは何か大いに議論をした。

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☆私学は経営の倫理と教育の論理の両輪で成り立っているから、もちろん学校として生徒獲得戦略についても話題になったし、中学受験市場の活性化というマーケティングの側面からの話題も盛り上がった。

☆しかし、そこは経営の「倫理」である。あくまで教育の質で受験市場を活性化するにはいかにして可能かという、whatとhowが混然一体となった話だった。

☆世の中ポピュリズムがはびこっているから、そんな「倫理」や「質」の話をしても理解されないというジレンマをいかに克服するかという議論に収れんされていったのが実におもしろかった。

☆3校は、それぞれ「新思考力テスト」「思考力ものづくりテスト」「未来発見入試」と名称は違うが、いずれもポテンシャル発見の学びが共通基盤としてあるテストであることがわかった。

☆北氏は、塾歴社会がはびこる以前は、麻布でさえも面接だけで入学者を入学させていた時代があり、生徒が入りたいという意志と意欲と好奇心に満ちていれば、あとは入学してから生徒と共に学びながら多くの知識を渦巻きのように思考過程に吸収していくという思考力重視の時代があったと受験通史を熱く語った。

☆山下氏は、しかし、塾歴社会は中学受験ブームをフリーズさせてしまうというパラドクスに陥ったとき、公立中高一貫校の適性検査というあたかも、私学の原点回帰のような動きがでてきて、私学も自分たちの原点を模索しはじめる衝撃をうけた。

☆様々に創意工夫した入試改革が、ここにきて思考力テストという新しいそれでいて私学の原点ともいべき教育の質の競争を受験市場に新たに生むことになったのにはそういう背景があるだろうと。

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☆そして、思考力の範囲が4種類に広がったことを、今開発中の「思考コード」で示した。

☆すでに思考力テストを実施して久しい聖学院の清水先生は、多様な思考の特性を有した生徒が入ってくると、学内の授業や行事、スポーツなどダイナミックな動きに転じるし、最近では2科・4科の力と思考力に相関があることもデータ的に検証できそうだとその手ごたえを語った。

☆菅原先生も諸橋先生も、来春から思考力テストを行うが、行うにあたって、これまでの入試試験では見分けられなかったものの、入学後、創造的思考力旺盛な生徒の活躍ぶりに、このような生徒も意識して入学してもらうゲートをつくることは大切だと、意気投合した。

☆いろいろな特性の生徒に、世界にインパクトを与える人材育成の機会を開くことは、たしかに重要であると感じ入った。

☆今回の座談会の模様は、首都圏模試センターサイトの「希望の私学」に9月ごろ掲載されるということだ。

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