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新たな動き【135】 アサンプション国際小学校 人気急激の理由 教師のチカラ

☆聖母被昇天小中高は、21世紀型教育改革を宣言し、来春から校名を「アサンプション国際」に変え、共学校化する。C1英語の学習環境、21世紀型アクティブラーニング、タブレット活用、京大をはじめとする世界大学ランキング200位以内の大学入学準備教育を行っていく。

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(夏休み2日間、「アサンプション国際の21世紀型アクティブラーニング」のデザイン&シェアの研修会を開き、来春、新入生を迎える準備を行った。シスター自らタブレットを活用し、先生方も議論に熱くなった)

☆この秋まずは、小学校から入試が始まるから、先生方は、改革の手ごたえを来春を待たずして感じている。アサンプション国際小学校の説明会に申し込む参加者は昨年の3倍以上。急きょ説明会の日程を増設することにもなった。

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(昨今話題になっているアクティブラーニングは一般名詞のような扱いで、学校現場では、オリジナルのアクティブラーニングを開発する必要があるが、アサンプション国際小学校の先生方は、子供たちと実際に取り組みながら、いちはやく独自のアクティブラーニングシステムのデザインを開始した)

☆私もこの夏2日間アドバイザーとして参加した。そして、すぐに気づいたのは先生方全員が、心地よいホスピタリティー、しなやかなマインドセット、タキソノミー活用の見識、世界の痛みを子どもたちといっしょに考えるクリエイティブな問題解決プログラム開発力などをシェアしているということだった。

☆ふだんは、授業、行事、面談など大活躍がゆえに、一堂に会して、教師1人ひとりの取り組みをシェアすることができない。そこで、夏休み朝から晩まで集中して、それぞれの具体的事例ケースについて議論し、そこからアサンプション国際小学校流儀の21世紀型アクティブラーニングのシステムを抽出しデザインすることにした。

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(それぞれの取り組みについて議論し、シェアするためにスクライブという手法を使った。取り組みについては、すでにシラバスと思考コードのプランがテキスト化されていたので、それをプレゼン。そして、同時通訳的に、同僚が、シート状のホワイトボードにチャート図をまとめていく。その後、そのチャート図に、他の同僚が気づいたことを書き込んでいくというスタイル。まずは傾聴、そして全員で理解をシェアする手法の1つ。テキスト→チャート化→シェアで、事例ケースをシステム思考で分析することが目的。)

☆このデザイン化ワークの後、アサンプション国際小学校の21世紀型アクティブラーニングを「定義」する。実はスタンフォード大学流儀のデザイン思考の手法も用いながら研修は進んだ。

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☆同小学校の先生方は、もともとトレーディングゲームやバークレー大学プロデュースの学習理論などをリサーチしている先生方が複数存在していて、学びのグロバーバルスタンダードを暗黙知として形成してきた。

☆今回は、それを形式知化してデザインするチャレンジでもあったわけであるが、暗黙知を可視化してシェアして、さらに抽象化しデザインすることによって、新たなプログラムがまたまた生まれてくる。しかし、これは、創造的自信に満ちた教師のチカラがあるからこそできることである。

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(「紙コップの中の自分を解放する」アイスブレイクで、好奇心、オープンマインドをノリノリで楽しむ先生方)

☆なるほど、人気が急上昇した理由は、ここにあったのだと気づいた。というのも、21世紀型教育改革を断行するというニュースを聞いて訪れた生徒が体験した授業、保護者が見た授業は、まさに21世紀型アクティブラーニングであったし、何よりそれを運営する教師のチャレンジ精神、創造的自信、少しでも限界を超えようという突破力に触れて、これだと確信したのだと思う。それが評判になったのではないか。

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☆最初に「紙コップの中の自分を解放する」というアイスブレイクを実施するや、すぐに気づいたことがある。それは、この学校の先生方は、すでにGrowth Mindset(しなやかな精神)がなされていて、Fixed Mindset(硬い精神)の殻を破る時間がいらないということだった。

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☆だからこそ、2日間とぎれることなく、いやそれどころかどんどんモチベーションが燃え上がり、情熱的に自分たちのオリジナルのアクティブラーニング探究に没頭できたのだと思う。

☆この先生方の情熱こそ、学校全体で子どもたち1人ひとりのかけがえのない存在価値を見い出だす雰囲気をつくりだしているのだ。そしてその雰囲気に触れた生徒も保護者も、強く共感。その口コミが今回の人気に結びついたのではあるまいか。

☆アサンプション国際中学校高等学校の入試は来春。この秋、小学校に続いて、人気が出るのではないだろうか。

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