三田国際学園 教育改革成功の黄金の法則 そしてさらなる進化
☆本日8月27日(土)、三田国際学園は「高校オープンスクール」を開催した。名称変更、共学化して、先鋭的な21世紀型教育を推進して3年目を迎え、その改革の成功は受験生/保護者の中で確実に認められ、憧れの学び舎となった。
☆大橋学園長の教育改革は、広尾学園を立ち上げたときも成功したが、さらに三田国際では、急ピッチで「良質」の教育改革は進み、やはり大成功。今年のこの受験生/保護者の参加状況から、3年間で、中1から高3まで、定員を充足することになるだろうと推察できる。
☆中学受験業界は横ばいであっても、決して全体が活性化しているわけではない。高校受験にしても、2018年以降18歳人口が激減する時代を迎えようとしているのであり、何もしなくて受験生が集まってくる時代ではもはやない。
☆そんな時代に、まさに行列ができる21世紀型教育学校なのである。いったいいかにしてそれは可能なのだろうか。大橋先生の教育改革成功の黄金の法則とは何なのだろうか?
☆この3年間、その秘密を知りたいと思い、できるだけ説明会に足を運んだが、今日ほどこの秘密が何であるのか身に染みてわかった瞬間はなかった。
☆そして、同時に今年をのがすとこのような高校の説明会はもう二度と体験できないのだという重要な事態にもハタと気づいた。なぜか?もはや定員を充足してしまえば、中学と高校のクラス数は同じであるから、高校募集がぐんと絞られる。そのために、これほど大規模な説明会をすることはなくなるということを、3年目の目の前の光景は示唆していると気づいてしまったからだ。
☆もちろん、中学入試の募集の説明会は、今まで通り大規模なスケールで行われるが、高校の募集はかなり絞られるだろう。つまり、高校からの偏差値は恐ろしい高さになるだろう。
☆ということは、中学からしか入れなくなるのだから、2年後の中学の募集はますます増える。やはり偏差値も急上昇する。現段階でも首都圏模試センターの偏差値は60を超える入試日があるが、2年後を想定するならば、来春が大チャンスとなるということだろう。
☆それにしても、学習指導部長田中先生の話を聞いて驚いたのは、大橋学園長の語る“Soul”が、授業に、そして留学プログラムをはじめとするあらゆる学びの機会に染み渡っているという実感だ。
☆特に驚いたのは、高1の1月の段階でニュージーランドの現地校に行き、1年間の長期留学をしている生徒の動画を見せられた時だった。
☆その生徒は、公立の中学から入学してきたから、特別な英語の教育を受けてきたわけではなかった。三田国際に入学して、9カ月間の英語の教育を受けてニュージーランド長期留学に挑戦した。
☆しかし、生き生きと英語で現地校の在校生と語り合い、ある意味リーダーシップを発揮しているシーンが流れたのである。
☆「使える英語」「英語で考える」「創造的自信」「リーダーシップ」というのは、三田国際の“Soul”が生み出す行動であり思考であり表現である。
☆そして、この動画は誰が撮影したのだろうか?iPadを活用して自分で撮影したり、ニュージーランドの友人に協力してもらったものだ。
☆「ICT教育」もここに自然体で生きているのである。
☆この映像を見ていた受験生/保護者は、前のめりになって目を輝かせていた。その瞳の奥には、すでに“Soul”に共感している響きが流れていた。
☆映像に共鳴しただけではない。映像から響いてくる“Soul”をシェアしていたのであろう。
☆このようなことが起こる21世紀型教育改革の成功の黄金の法則は、徐々にいくつかの私立学校にも響き渡っている。なぜだろう。
☆それは、キャリアデザインについて語った進路指導副部長内田先生のプレゼンテーションにも響いていた。
☆その響きを感じるには、この改革を牽引し、さらに進化する新しいビジョンについて語る大橋学園長のプレゼンに心を開く以外にないだろう。
☆三田国際の21世紀型教育が子どもたちや保護者の心に響くのは、“Soul”を共有して展開される日々の授業の質の高さが見える化されているからであるが、やはり常に大橋学園長がその教育活動のいまここにさらに新しい未来をつかむ「高感度なビジョン感性」によるもである。
☆“Soul”は、いまここに響き、未来を導く光であるが、その光そのものを見ることは難しい。それは光に包まれ、照り返されてている自分たちを見ることができるだけだからだ。
☆だからこそ、この光を見通す大橋先生の「高感度なビジョン感性」をぜひじっくり受けとめる時間を大切にしてほしいものである。
| 固定リンク
「学校選択」カテゴリの記事
- 國學院大學久我山 次のステージへ(4) メタ分析と共感を大切にする教師力(2018.01.04)
- 中学入試直前 注目校!(2017.12.19)
- 國學院大學久我山 次のステージへ(3) アダプティブリーダーシップ(2017.12.16)
- 工学院 大クリスマスパーティー(2017.12.11)
- 國學院大學久我山 次のステージへ(2)(2017.12.11)
最近のコメント