大変動の通奏低音が響く(1)
☆大人気の三田国際のブースを見て、驚いたのは、ブースの壁だ。なんてシンプルな。スクールカラーに学校名が刻印されているだけの大きなポスターが貼られているだけなのだ。完璧にブランディング戦略。
☆もはや三田国際といえば、三田国際なのである。
☆このブランディング戦略で成功している学校は、もう一グループあった。それは慶応グループ。こちらも校旗をシンプルに貼っているだけだ。慶応といえば慶應なのだ。どちらの学校も時代の最先端を走り、時代を創る教育を実践している。
☆ただ、しかし、この両者のブースを見たときに、保護者のニーズの違いに気づいた。慶応は20世紀型富裕層。三田国際はミレニアル世代の富裕層。ローリスク対ハイリスク。それゆえ、偏差値を吹き飛ばす三田国際なのである。
☆イノベーションとブランディング。受験市場の大変動の前兆の音を聞いたのは私だけだろうか。
☆そして、学習院女子のブースでさらに驚いた。なんとなく前から感じていたのだが、桜をベースにした伝統的な女子校のはずが、「明日の私に出会う場所」だというのだ。伝統の上に立つ私ではなく、未来の私に出会うというのである。
☆たしかに、戦後皇室外交という日本の未来を創る出来事を支えた教育の1つである。もちろん、この皇室外交の主人公は今の天皇と皇后である。昨今の静かなそれでいて強烈な変動の波動をメディアで送っている天皇である。
☆何かが変わる。結構緊急事態という話ではないだろうか。。。
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