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【速報】 かえつ有明 いよいよ未来を創る学校へ

☆かえつ有明は、4月から多次元の教員同士の研修を頻繁に行い、生徒が何を欲しているのか耳を傾け、対話をして、それに向かって、教師自らがまず大きく変容しようとじっくり内省してきた。

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☆前嶋教頭、金井先生、佐野先生、山田先生、中山先生、山崎先生などが中心になって、自分たちが変容するために、U理論を研修に取り入れた。対話はNVC理論を取り入れた。学びはブルームのタキソノミーをアレンジた知のコードを活用した。

☆かえつ有明流儀の授業を分析し再構築するためにアレグザンダーのパタンランゲージの方法論を活用した。

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☆この研修の過程で、多くの先生方を巻き込んで、到達した1つの目標は、来年の中1からPBL型のアクティブラーニングを全教科で展開していこうということだった。6年かけて、すべての教師が授業を大改革することになる。

☆もちろん、このPBL型アクティブラーニングは、実践の過程で、リフレクション研修を行っていくから、当然変容し、最終的にはかえつ有明流儀のオリジナルでいて世界標準の授業のパターンを形成していくことになる。

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☆また、この研修過程で、先生方が気づいたことは何か?前嶋教頭は「挑戦はワクワクするが、それだけ不安や恐れもある。しかし、対話によって、フリーズしていたマインドセットが溶けて、Growth Mindsetに到っている自分たちに気づき、あらためて自信と勇気がわいてくる」と。

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☆どのくらいの挑戦なのか?それはとてつもない未知なるもののようだ。中山先生は「体験は大事だが、体験は過去のデータになっていても、それにこだわっていては新しい体験ができない。体験という言葉をタテに過去にこだわる自分たちがいるのに私たちは気づいたのだと思う」と、未来志向の体験を創り出すことに前向きになったと語ってくれた。

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☆それゆえ、山田先生は「体験を理論の鏡に映して、未来へのヒントを探し出すというのが本当だね」と。

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☆そして、山崎先生は、「理論の多様性、学内外のネットワークは大切だけれど、それがバラバラでは、活動として一丸になったとしても、マインド的に共感できない。だから、1つの突き抜けるかえつ有明軸を新たに創出し共有したい」と意欲を燃やす。

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☆佐野先生は「多次元の研修のデザインはできたから、あとは実践あるのみ、そして1つの突き抜けるかえつ有明軸は私たち教員や生徒ばかりか、2030年に予想不能な事態が迫っていて不安になっている方々の希望の光となるでしょう」と。

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☆その希望軸は何か?いまだX教育軸ではあるが、思考力や表現力、主体性などは、,ルビンの壺よろしく、その軸の背景にであり、前面にそびえるのは、生徒が未来を創る環境を全面的に応援できる教育軸であることは確かだと、心を一つにしていた。

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☆未来を創る教育のために、生徒募集や偏差値や大学合格実績を言い訳に使うことはしないのだと。しかし結果的に、すべてが大きくつながって回転しはじめるだろう。

☆未来を創る教育宇宙の空間がかえつ有明に大きくひろがりつつある。

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