大変動の通奏低音が響く(2)JGが語りかけるコト
☆しかし、ある意味、すごいポスターではないか。生徒自身の作品――エッセイや物語をずらりと公開できるガールズ・パワーこそ21世紀型教育の中心的なクオリティエデュケーションである。
☆昨今、アクティブ・ラーニングが話題になっているが、ツール論が中心。iPadやポストイット、ホワイトボード、模造紙、ワークシート・・・必ず使われる。私も使っているが、やはり最強のツールは、「言葉」であることを忘れてはいけない。
☆あらゆるツールのメタツールが故に、その重要性が見えなくなっているのだが、JGは朝の礼拝から卒業文集に到るまで、言葉を媒介にクリエイティブな問題解決の活動で満たされている学校である。
☆他校が、ここまでこだわって生徒の作品を掲示していないので、かえってJGの独自性が浮き出ていて感動したのである。「言葉」といえば、麻布なので、もしやと思って麻布のブースに行ったら、さすがにそうはなっていなかったが、教育内容を写真などで埋め尽くしていた。やはり教育の質の時代の象徴ではある。
☆麻布なら、「論集」の表紙をずらりと並べたら、知的インパクトがあるなあとテキトウナコトを思いつつ、ネットで手に入る表紙の写真で上記のようにつくってみた。ネットでは、すべての表紙が手に入らなかったが、麻布には全巻揃っているので、並べてみると結構コンテンポラリーアートのような雰囲気がでると思うのだが(余計なおせっかい^^)。
☆ともかく、質の高い教育を子どもたちに提供することは、グローバルゴールズの1つ。そこにこだわるJGや麻布を通して、私立学校の価値の中の価値を改めて感じる機会になった。
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