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学校選択に変化 SFC卒業生の影響か?そして第三の選択の登場。

☆仕事場の拠点が二子玉川から桜新町エリアのために、慶応義塾横浜初等部のお受験の話をしばしば耳にする。幼稚舎や横浜初等部の試験内容に、絵画や工作(横浜初等部は絵画はないそうだ)があるために、クリエイティブラーニングを行っている私たちプロジェクトチームに相談があるのだ。

☆もちろん、いわゆるお受験の勉強の相談が目的ではなく、まったくの口コミで訪れるのに一つの傾向がある。それはご両親があるいはどちらかが慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の卒業生だということ。

Mita
(第三の選択を決定づけた三田国際。さらなる進化が凄まじい!)

☆考えてみれば、1990年にSFCは開設されているから、卒業生の最年長でさえまだ44歳である。お受験世代の子どものいる家庭を築いているのは当然である。そして、SFC卒業生の多くは、そのユニークな、今でいえばまさにクリエイティブな探究活動ができたことに誇りをもっているから、自分の子どももSFCにと思うのは自然なことかもしれない。

☆横浜初等部の進路は、幼稚舎と違いそのほとんどが慶応湘南藤沢中・高等部ということになり、大学も当然ながらSFCへというケースが多くなるはず。

☆そして、卒業後はというと、、今のところ、ピラミッド型の組織を嫌い、NPOやネット関連の組織を起業し、社会的インパクトを生み出す人材がメディアで目立っている。

☆東大を頂点とするピラミッド型学歴社会は当然気もかけない。そのような文化を形成してきたのが日本の近代官僚社会で、在野の福沢諭吉は初めから距離をあけてきた。しかし、時代とともに、慶應義塾大学も学歴社会に回収されそうになってきた。

☆そんなときベルリンの壁は崩壊し、IT革命が起きたのだ。第一の開国明治時代も進取の気性に富んでいた。当時から丸の内の文化を形成してきたのは慶応出身者である。

☆しかし、土建国家の時代が終わり、ソフトパワーの時代、イノベーションの時代がやってくると、さっそくまたまた進取の気性を発揮したのが慶應で、新たにSFCを創設して対応したということだろう。

☆だから、SFC出身者のその進取の気性は、子どもの学校選択にも影響を与えているのだろう。お受験なら横浜初等部か幼稚舎。中学受験なら、麻布や慶応グループとなる。

☆しかし、全員が合格できるはずもない。するとどうなるのか?英語とICTと議論をベースにした学びが存在し、海外大学への可能性もある学びの環境がある学校がよいということになる。そして、この学校選択あるいは学びの選択価値意識は、SFC出身者に限らず、広まっている。

☆ただ、その価値意識を明快に映し出しているのが、SFC卒業生の学校選択観。つまり21世紀型教育を選択したいというニーズがあることが可視化されたという歴史的意義があるということだろう。

☆さて、そして、歴史は常に創られる。麻布や慶応もすでに確固たる存在観を勝ち得たが、当初は少人数の集まりだった。しかし、創設者の強い意志が歴史を貫く軸となり、その周りに多くの人材が集まってきたのである。

☆であるならば、東大市場や慶応市場以外にも、新たな21世紀型教育機構市場が創出されても歴史的になんらあり得ない話ではない。

☆20世紀の日本の学歴社会を築いてきた東大。21世紀型の日本の新たな学びを築いているSFC。そして、21世紀型教育機構は、グローバルな場所に拡張して、クリエイティブ人材を育成する学びの拠点となるだろう。

☆つまり、SFCの流れは、ドメスティックな学歴社会からグローバルなクリエイティブスクールへの架け橋であり、第二の選択肢をものの見事に持続可能にしたわけだ。そして、そのグローバルに拡張するクリエイティブスクールという第三の選択を生み出した役割も果たしたと、歴史を振り返れば位置付けられることになろう。

☆この21世紀型教育機構が第三の選択というのは、中高段階で、現状の日本の学部レベルの探究が可能だということが今に明白になっていくということなのだ。

今の日本の大学のレベルでは、おそらく世界で活躍する人材をそう多くは輩出できない。それゆえ、中高で先にプログラムを創ってしまおうということになる。米国のAPやIBを超える独自のグローバルなクリエイティブラーニングということなのである。

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