大変動の通奏低音が響く(4)海外との連携 21世紀の女子教育
☆つまり、ダブルディプロマコースを卒業すると、帰国生として日本の大学を受験することができる。たとえば、東大の帰国生入試も受験できるはずだ。
☆しかし、文科省のいわば認定した卒業資格とBC州の卒業資格とでは、グローバルスタンダードの広がりが違う。
☆たとえば、ケンブリッジは、日本の高校卒業資格では、入学条件を満たせない。ところが、BC州の場合は、オックスブリッジ、ハーバードなどどこでも入学条件を満たしている。日本で言う受験資格があるのである。
☆日本の学校が、最近IB認定校になろうとしているのには、そういう理由があるのである。
☆2020年日本の大学が入試改革に思い切って、離陸しなければ、ますますアジアの中でさえ、ランキングを維持できない。世界では東大学歴神話は知的基盤社会のパスポートにならない。
☆文杉はそこを明快に見通している。それは文化学園大学が世界のファッションデザイン大学でランキング5位以内にはいる世界が認める大学だから、見通せるのである。
☆一方、東京女子学園の場合は、アメリカやオーストラリアなどに海外留学できるプログラムを前面にだしていた。同校は、コースという限定はなく、全員がなんらかの海外連携プログラムに参加できる機会がある。
☆英語教育の評価も高いが、英語教育とキャリアデザイン教育がカプリングされているのが一大特色。進路先教育ではなく、グローバル時代に一人の女性が世界と結びついていかにして生きるか、女性のクオリティ教育を追究している。
☆プログラムの違いはあるが、文杉も東京女子学園も女性のためのクオリティ教育を行っており、国連が住している17のグローバルゴールズの1つにすでに取り組んでいるのである。
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