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海陽 4年生論集「刻」から見える教育の質の高さ(1)

☆海陽学園では、4年生論集「刻」を編んで、6刊目まで世に出ている。今7刊目が編集されているようだ。同校は、2006年に設立しているから、この論集は設立当初から目論まれていたのだろう。

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☆校長中島尚正先生の巻頭言によると、この6刊目からB5版からA4版サイズに変わり、各ページ2段組みになった。つまり、最近の学術雑誌のサイズになったということがポイントであり、この意味するところは教育の質のさらなる向上ということだろう。教育の質のさらなる向上とはどういうことなのか?

☆英国のファウンデンションや米国のAP、あるいはIBでは、アカデミックスキルを学ぶ。クリティカルシンキングを学び、最終的には論文を編集するスキルということなのであるが、残念がら日本の教育では、それは浸透していない。

☆逆に言えば、海陽の「刻」のような論集を発刊している学校は、世界標準の教育を行っているといえるのである。2020年大学入試改革に伴い学習指導要領が改訂されるが、その時の目玉はアクティブラーニングであるjことは周知の事実である。

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(英文の論文もある。)

☆ただ、そのスタイルや評価については方向性が混沌として定まっていないのが現状であるが、どういうスタイルであれ、どういう評価であれ、論集を編集しない以上画竜点睛を欠いたアクティブラーニングになることは明白なのだ。

☆その点において海陽の教育は抜きんでていると言える。いったい、どのくらい突出しているとお思いだろうか?まずこの一般大学生の学士論文レベルを凌駕するクオリティは、他校では、なかなか真似できない。

☆実際、アドバイザーである教師が生徒の論文に対する講評の中で、大学で研究する準備として十分に“serious research”になっていると評価しているぐらいだ。

☆さらに、それが4年生、つまり高校1年生の段階で編集作成されているというのだから驚愕である。IBはすごいというが、このレベルの教育はディプロマ(DP)という高校2年生、3年生で実施するプログラムの話なのだ。ファウンデーションは高校卒業後の話で、日本で言えば大学1年生の時期に相当する。米国のAPも高校2年・3年で取得されるのが一般的だろう。

☆それが、4年生(高校1年生)の段階で編集作成されるのだから、同校の教育のクオリティの高さを推察するのは、もはやそう難しいことではないだろう。

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