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Googleのブランド教育戦略 桜蔭、豊島岡、渋谷教育学園幕張など8校

Googleのブランド女子校をターゲットにした“Mind the Gap”活動がおもしろい。だいたいこの手の囲い込みは、スタート時点では、ブランド校をターゲットにする。そもそもGoogleに所属しているスタッフの出身校がそのブランド校だから当然、そのネットワークを活用する。かくして塾歴社会はICT企業にもちゃんと浸透する。

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(YoutubeでMTGの活動のデモンストレーション動画を見ることができる)

☆では、偏差値が高くない学校はどうするのか?このGoogleの活動をしているブランド校に追随するのか。たいていはそうなるだろう。かくして、≪私学の系譜≫の魂は売られ、東大依存型学校になるか、大企業依存型学校になるかである。

☆おおたとしまささんの指摘する「塾歴社会は」かくも、ICT企業に浸透していくのだ。

☆しかし、もともとシリコンバレーの企業だって、もとはリンゴ箱やガレージから始まっている。ブランド戦略は、彼らにとっては抱腹絶倒のゲームだ。自分たちのやりたいクリエイティビティのために、金融資本、社会資本、人材資本をうまく活用するには、世に広まるブランドグループと組むのが手っ取り早い。

☆ブランド校(=たんなる高偏差値校)も、なんとなく塾歴社会に加担していると見られるのは、やはり≪私学の系譜≫の魂を売っているという負い目があるから、卒業生が通っているブランド企業の提案なら乗って、イノベーションをやっていますよという格好のポーズをとっておこうということになる。

☆この活動に参加している(した)女子高のリストは次の通り、

•お茶の水女子大学附属高等学校
•吉祥女子中学高等学校
•早稲田実業学校
•桜蔭学園
•渋谷教育学園幕張中学校
•田園調布雙葉学園
•立教女学院高等学校
•豊島岡女子学園

☆この中には21世紀型教育推進校は3校しかない。それ以外は20世紀型教育固執校だ。

☆イノベーションのマスクをかぶりながら、塾歴社会を強化し加担する学校だ。もちろん、無意識で、自覚などしていない。そんな中にカトリック校もはいっている。今やカトリック校は、聖光、サレジオ学院を筆頭とする「東大依存型学校」(この言葉は聖光の理事長・校長工藤先生が自ら語っている)とカトリック小中高連盟委員長高橋博先生率いる21世紀型教育改革校の二大勢力になっている。

☆さて、ユダ型カトリック校か聖人マザー・テレサ型カトリック校か、実に興味深いではないか。私は、個人的には、1981年にカテドラルでマザーに遭ってしまったから、熱烈マザー型カトリック校を応援するが。

☆しかしながら、どちらにしても、Goggleのゲームは、Googleの利益になるようにできている。この活動は、ブランド校であれなんであれ、イノベーションの波に乗ることになる。

☆ブランドだとかそうでないとか、ユダだとかマザーテレサだとか、そんなことは、Googleにとってどうでもよい。市場が広がってくれればよい。未来のSTEM人材が豊富になれば、STEM領域の市場拡大の人材資本を取り込むことができるのである。

☆歴史は、20世紀後半、軍事的帝国から経済的帝国にシフトしたが、21世紀は経済的帝国から知的資本帝国にシフトした。もちろん3つの帝国は併存していて、知的資本帝国が前面にでているに過ぎないと考えることもできるだろう。テロが日常化するのは、背景にまだ他の2つの帝国がその存在に固執しているからだ。

☆しかし、いずれにしても、帝国論の変遷を論じている限り、グローバルゴールズは達成されない。ノータイトル、ノーブランド、ノーロゴの1人ひとりの市民が、帝国と対峙できるAIマネジメント力とクリエイティブマインドこそ必要になる。

☆帝国論という古式ゆかしい亡霊を払しょくするために、AIマネジメント能力とクリエイティブマインドを育成できる学校こそ未来を創る学校である。

☆Google帝国の野望は、最後の亡霊を払しょくするゲーム。大いに期待したい。

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