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かえつ有明 受験知から未来創造知へ

☆すでに人口減少社会化していると言われている日本だが、人口減が生産性を停滞させるというイメージを払しょくし、人口減でも生産性を高めることでができるという制度設計のイノベーションが整っていない。

☆AIの両義性には、人間の仕事を奪うという危機意識と少ない人口でも生産性を上げる機会到来という期待感があるが、人工知能のイノベーションが、このパラダイム転換を果たす契機になるかもしれない。

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☆さて、前者の危機意識は従来の受験知から生まれてくる。後者の期待感は未来創造知から生まれてくるという仮説のもと、かえつ有明の教頭前嶋先生と教務統括部長の佐野先生は、校務メンバーの仲間と共に、未来を創る才能を生徒と共に開発する「未来創造アクティブラーニング」をデザインし始めた。

☆来年の中1から開始する。中1の全授業が生徒が自立して主体的に問いを発見し、それを解決していける、知力、体力、感性を生み出すことになる。ともすれば受験知は生徒の心の在り方をフリーズさせるが、中1の段階からグロウスマインドセットを自分で設定できる学びを創っていくということである。

☆つまり、クリエイティブアクティブラーニングとなる予定だという。

☆2020年以降、多くの学校でアクティブラーニングを実施していくだろうが、今までのように優れた教材を操作して成り立つような授業ではないために、どうしても教師力の差が顕著に表れてしまう。

☆そこで、かえつ有明では、佐野先生が中心となって、大規模な教員研修を9月末から行っていく予定だということだ。

☆教師は生徒と共感的コミュニケーションできる状況をつくっていく。それによって、共振する響きが、習慣になった思い付きや先入観、因習などを揺さぶっていく。そのとき気づきが生まれ、やがてそれは創造的な思考にふくれあがっていく。

☆そこから、新たな発見や生産物が生まれてくる。言うは易くで、かなり緻密な教師と生徒、生徒と生徒のコミュニケーションシステムをデザインしないと、インスパイア―する世界は生まれない。

☆それは、教師の協働性によってのみ創ることができる。その挑戦が、かえつ有明では、2学期から本格的に動き出したのである。

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