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工学院 こうして授業はパワフルになる

☆先週土曜日(9月10日)、工学院は、中学説明会と同時開催の多様な授業体験イベントを開催。多様な体験授業はどれもおもしろかったが、思考力テストの体験ワークショップには驚かされた。レゴを使うのかと思っていたら、ななんとクリエイティビティそのものをトレーニングする21世紀型スキル活用セミナーだったからだ。

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(太田先生はこの夏、リサーチに打ち込むと同時に、デザイン思考セミナーやプレイフルラーニングのセミナーなどに参加。中3のオーストラリア研修のアドバイザーとしても活躍。その体験を思考力セミナーに生かし尽くした。写真はプレイフルラーニングの創作者でありファシリテーターの上田教授のワークショップに参加しながら、なぜかサポートもしている太田先生)

☆太田先生率いるチーム思考力は、太田先生以外に有山先生、中川先生、桑田先生がメンバーで、サポーターにあのグローバルティーチャー賞トップ10入りした教頭高橋先生を加えた構成。有山先生は、司書教諭を育てる講座を都留文科大学などで教えてもいる。中川先生は、英語の教師の教師、桑田先生はあまりに英語が達者な数学の教師。

☆全員がプロフェッショナルなソフトパワーを持ち、海外で視野を大いに広める研修に頻繁にでかけている。太田先生と中川先生はケンブリッジ大学流儀の哲学対話の修行もしている。そうそう太田先生は生物の教師だ。

☆チーム思考力の活動は、シリコンバレー流儀というかMITメディアラボ流儀のミーティングの中でブレイクスルーしていく方法論をとっている。何せ、中学棟はホワイトボードがあらゆるところにあって、立ち止まっては教師も生徒もアウトプットを形にしながらミーティングしている。

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(フレーム理論の中に思考のスキルを配置していく。どこで生徒はアハ体験するのか、最近接発達領域を共に見つけ出す「学びの場」はどこがピークになるのかなどホワイトボードに集まって議論したことだろう)

☆要するに、思考力セミナーという授業のプロトタイプ―リファインの試行錯誤のループが日々の工学院の教師のライフワークなのだ。ブレイクスルーの機会があらゆる時空に埋め込まれている。

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☆セミナーだけでなく、ふだんの授業デザイン時にも、来年の高校のハイブリッドインターナショナルクラスのコンセプトづくりにもイノベーションの嵐が吹きまくっている。

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(なんかIBを超える勢いの工学院の来年の高校のカリキュラム改革のコンセプト図。これもブレイクスルーを通過して生まれた。短時間で生み出されるインプロクリエイティブデザインが元)

☆工学院の教師は層が厚い。太田先生率いるチームは他にもあるし、太田先生と同じようなリーダーシップをとっている田中先生、加藤先生もいる。そして、上記の図のようなコンセプトメーカー岡部先生もいる。

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☆まだまだ紹介したい先生は山ほどいるが、いずれご紹介しよう。21世紀型教育はとにかく最終的には教師力なのだ。もちろん、こんなパワフルな学習する組織をつくっているのは平方校長である。

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☆柔らかく強い指導者だ。ディクテータ―シップではなくリーダーシップと言いう意味で勇気あるトップダウンの意思決定をしていく。3年で破格の改革を断行し軌道に乗せた。

☆八王子エリアの学校は、工学院というギャラクシーの出現に驚いているという話である。

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