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聖心学園中等教育学校 霜野先生のパッション

☆昨日、聖心学園中等教育学校の21世紀型教育や奈良県の私立学校の先進性の可能性について、サイトの情報だけで記事を載せたら、今朝霜野先生から丁寧なメールをいただいた。

☆同校の教育内容などが実によく伝わってくるリアルな生の情報なので、ほぼすべてをそのまま掲載し、情報を共有させていただくことにする。

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(写真はすべて同校サイトから)

☆【小見出し】は私が、自分の情報整理のために勝手につけたので、ご了承いただきたい。

おはようございます。
聖心学園中等教育学校の霜野でございます。

昨日は急なブログへのコメント、拾っていただきありがとうございます。
そして、ご丁寧に本校のホームページも拝見いただき、そしてブログにて特集いただきありがとうございました。

【日本文化のルーツに囲まれている】

本校は、定員80名、創立14年目の小さな学校です。
近くには、橿原神宮、石舞台古墳や高松塚古墳などで有名な明日香などがあり、歴史とともに育んできた地域であります。

【明日香プロジェクト~わくわくすような深い学び=PBL】

先日、本校の中学1年生が学年の取り組みで、「明日香プロジェクト」と題して、明日香村の魅力を再発見し、明日香村の課題を解決するためのビジネスプランを提案しようというPBLが開始されました。

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明日香村の村長さんにご来校いただき講演会を実施し、そのあと、明日香の魅力を探そう!と題してフィールワークに出かけました。この取り組みは学校(管理職)発信ではなく、学年(学年主任)発信なのです。これからの動きに期待しています。

【体験の日~リベラルアーツの現代化】

また、中学1年生から中学3年生まで、「体験の日」という探究学習が年間8回ずつ実施されます。内容は、サイエンス、芸術、音楽、歴史、防災などの様々な分野について生徒が体験を通して感性を磨いていきます。先日は、校内でジャズコンサートを実施しました。

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もちろん事前事後学習は重要視し、課題を立てさせ、今後にどう生かすのか?を考えさせます。

【スイス、ドイツ修学旅行~国際バカロレアの精神的ルーツ】

4年生(高校1年生)では、SSPと呼ばれる修学旅行研修プログラムを実施します。行先はスイス、ドイツです。(以前は、スペイン、オランダ、フランスでした。)事前に生徒たち一人一人が研究テーマを考えて研究します。そして現地に行って見て聞いて感じて体験します。そして帰って来て再度研究し直します。そして年度末に下級生と保護者の前で一人一人がプレゼンします。そして最後は論文にまとめます。

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5年生(高校2年生)ではクエストエデュケーション(教育と探求社)です。これはご存じのことかと思います。今年からはじめて導入します。子どもたちは企業とコラボレーションしながら、社会的課題の解決に挑みます。

【大学受験勉強から大学進学準備教育へ】

これだけの育みののち6年生(高校3年生)で大学入試です。こうなると、生徒たちが、自分の進路について主体的に考えていきます。ですので、本校の進学先は、全国各地、様々な大学、学部学科に行きます。単なる大学の名前だけで選ぶ子は少ないです。

自分のやりたいことを学ぶために、気になる社会課題を解決するために◯◯大学の△△先生のもとで学ぶ!という具合に進路を選択していく生徒が多数です。

進路指導はかなり丁寧である自信はあります。(私は2年前まで進路指導部長でした。)

センター試験前の年末、センター試験後には、生徒の出願校を決めるために、高校3年生に関わる全先生(学年団はもちろん、授業担当者全員)が集まり、高3生一人に30分ほどかけながら検討していきます。日付が超えたことも多々あります。

データ分析を元にした出願先の検討、2次試験対策の各教科の担当者の確認など、全員で一人を合格させるための体制が出来上がっています。京都大学4名合格はここから出たものだと思っています。

【聖心学園マインド~国連のゴールデンルールに通じる】

ただ、実績は単なる実績。いかに子どもたちを、社会に貢献できる人材に育てて卒業させたかが重要だと考えています。

聖心学園マインドは
「社会に貢献でき得る人材(人財の方が正しいのかもしれません)の育成」、「礼節」です。

学びのキーワードは、「少人数」、「きめ細やか」、「手厚い進学指導」、「特色あるキャリア教育」です。

【奈良県は21世紀型教育先進エリア】

奈良県には21世紀型の教育を実践されている学校はたくさんあります。奈良県に数えるほどしかない私立学校が、一緒になって私学教育を盛り上げていけばいいと思っています。

そこで、21世紀型教育が広がっていけばいいと思っています。広げなければいけないと思っています。私は、その伝道師になれれば幸いと思っています。

☆同校サイトから、霜野先生の説明に重なる写真をピックアップしてみた。広報活動の一貫性、そして俊敏性にまたも驚愕した。

☆教育はやはり教師の情熱と知恵である。

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