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豊田工業大学 世界大学ランキング大躍進!ある意味早慶以上のクリエイティブ大学!

☆豊田工業大学は、英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)が9月21日(現地時間)に発表した2016年の世界大学ランキング(The Times Higher Education World University Rankings2016-2017)で大躍進を果たした。この意味は、まさに日本の学歴社会の崩れる兆しを示唆しているのではないか。

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(未来のクリエイティブクラスが暮らす海陽のハウス(寮)は12棟もある)

☆リセマム 9月22日(木)8時24分配信によると、「東京大学は2015年43位から4位順位を上げ39位にランクイン。一方、京都大学は2014年から順位は下降傾向にあり、2015年88位から3位順位を落とし、2016年は91位に。国内トップ10の大学に変化はないが、2016年はこれまでランキング外だった愛知県の豊田工業大学が北海道大学、東京医科歯科大学(TMDU)、首都大学東京、筑波大学(いずれも総合401-500位)より上位の351-400位にランクインしている」とある。

☆THE世界大学ランキングを基準としてしまうと、私立大学の中で、豊田工業大学は、早慶を抜いてダントツ1位ということなのだ。ネットでもっと騒がれてよい話だが、騒然となっていない。それはどういうことなのか?

☆パーフェクトに学歴社会が、茫然自失、驚愕唖然、阿鼻叫喚の状況に陥り、フリーズしてしまったというほかないのかもしれない。

☆日本のものづくりが、ハードパワーからソフトパワーにシフトするのに、ずいぶん時間がかかったが、やはりトヨタがそれを果たしてしまったようだ。

☆この世界大学ランキングで、オックスフォードが1位、カルテックが2位、スタンフォード大学が3位、ケンブリッジが4位、MITが5位、ETHチューリヒが9位。そしてシカゴ大学が10位。

☆世界大学ランキングの指標の計算の正当性・信頼性・妥当性がどうかよりも、このラインナップには豊田工業大学に直結する一筋の光がある。それが見えるだろうか。

☆それはいずれもAIやSTEM教育、デザイン思考に力を集中している知的基盤大学だということだ。つまり、クリエイティブ大学。

☆そもそも豊田工業大学は、シカゴに拠点ももっている。自動車とICT、特にAIを結びつける研究をしているのだろう。

☆「クリエイティブ・クラス」の著書リチャード・フロリダ教授は。第4次産業とかインダストリー4.0とかの世界の産業政策やクリエイティブシティ構想に影響を与えているが、教授は日本について、クリエイティブ・ピープルがこんなにたくさんいる国はないが、彼らがクラスをつくって、給料を1.5倍にする経済的・ビジネス的な才覚がないのも、他国に類例がないというような趣旨を語っている。

☆しかし、いよいよ豊田工業大学の出現で、日本にもクリエイティブ・クラスが出現することになるだろう。もともと豊田工業大学は、社会人大学から出発しているから、大学予備校の出す「偏差値」指標の枠外だった。

☆それゆえ、「偏差値」指標ではなく「世界大学ランキング」指標を基準にしていたのだろう。偏差値の高低と給料の高低の相関が総崩れになる時代がやってきた。「偏差値」に凍えてきた優れた心豊かな青少年よ、「偏差値」を捨てて外に出よう!

☆また本間がバカなことをいっているよとおっしゃる方もいるだろう。21世紀型教育をぶち上げたときもそうだったし、思考力テストをやろうと言ったときもそうだった。しかし、そんな声は大いに歓迎である。

☆だって、その揶揄は、そうなるベクトルに恐怖し不安でいっぱいになっているという声であり、宿敵ハイデガー的に言うと、新しい地平の出来(しゅったい)を察知する気遣いそのものだからである。つまり、確実に、私たちの国にも、クリエイティブ・クラス、集合天才の時代が到来したという証言なのだ。トヨタのヤンキーピンクはまさにこのメタファーだったのだ。

☆昨日、海陽学園で先生方と対話したが、ここにもクリエイティブ・クラス創出への飛躍があるなと直感した。トヨタの流れも注がれている海陽学園の新しい姿への変換に大いに期待したい。

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