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10・10首都圏模試センター保護者会レジュメ(3)

☆産学ギャップといっても、もちろん学産ギャップもあるわけで、後者をどうするかは、産官で考えなければならない。つまり、産業がまだ気づいていない革新的な研究に対して、投資とか助成金とかいうことなのだが、日本はここは倹約的アプローチになってしまう。

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☆しかし、そこの本当の研究というところは、2020年大学入試改革では、まだ「隠された問題」で、この問題解決は、どうやら本気で、SGUがAIを中心とするクリエイティブクラス(第4次産業)につながろうという動きの後にでてくるだろう。

☆いずれにしても、このSGUの産学ギャップを埋める努力が始まっているわけであるが、そうなると今度は、高大ギャップが生まれてしまう。そこで高大接続システム改革会議ということになったのである。

☆最近では、このギャップを埋める学習指導要領改訂の中心的なアイデアは「主体的で対話的な深い学び」(アクティブラーングの視点で)ということになっている。要はロジカル/クリティカル/クリエイティブシンキングという≪higher order thinking≫を埋め込もうということなのである。

☆それゆえ、前回紹介した次の図が登場してくるのである。

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☆そして、この≪higher order thinking≫がカバーする領域は、STEAM教育である。「Science×Technorogy × Engineering ×Art × Math」教育のことを指し、ARTが埋め込まれることにより、高次思考は、「デザイン思考」と最近では呼ばれるようになっている。

☆この流れであるから、C1英語が必要になり、当然アクティブラーニング型授業(本来はPBL型なのだろうが、呼びやすいといういことか)も必要になり、ICTは道具以上の位置づけ、脳神経系の延長として機能し始める。

☆したがって、英語やICTは道具にすぎないという表現を使っている学校は、間違いではないが、自ら低次思考教育に留まる、つまり20世紀型教育だと主張していることになる。

☆これは蛇足かもしれ②が、CEFRというのは、その背景はヨーロッパの言語観だから、言語=思考というロゴス中心主義。それがよいかどうかわからないが、そういう意味では、C1英語というのは、C1言語あるいはC1ロゴスというのに等しく、C1言語がつかわれる思考次元が≪higher order thinking≫ということになる。

☆鴎友学園女子は、洗足学園と同じrベルだと考えられているが、それは、ここにきてどうやら違っているということがよくわかるのではないか。偏差値的には肩を並べるのであるが、鴎友はロゴスを大切にし創造性を校訓にまでしている。つまり、明快に≪higher order thinking≫の領域をカバーしているのである。

☆一方、洗足は、そういう難しことは、塾が理解しないからとうことで、明快にしていない。それは、開成と同じだ。学内の中には、もlちろん心ある教師が、熱心にそこを実践しているだろうが、経営陣が理解していない。鴎友の場合は経営陣が率先して、≪higher order thinking≫を牽引したという歴史があるぐらいだ。

☆このC1ロゴスだとか創造性あたりの話を意識している学校が、将来伸びるのであって、また本間の戯言だ、わけわからんというのは、私も独断と偏見であるがゆえに、そうおっしゃるのも独断だろうから、議論する気もしないが、まあ、未来の子どもの生活についてスルーして、自分たちの生活を守ろうとする防衛機制を発動させているのだということにそろそろ気づかないと、保護者がさっさと気づいて、そのような学校は徐々に生徒募集が思わしくなるかもしれない。

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