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10・10首都圏模試センター保護者会レジュメ(1)

☆2つの柱「A:予測不能な未来に備える学校選択」と「B:まだ伸ばせる学力」。

☆Aについては、「偏差値」の使い方と「学校選択」の仕方を区別するということ。まずは、学校の教育のクオリティで選ぶ。たとえば、麻布、城北、聖学院、筑駒というのは、生徒1人ひとりの才能を伸ばす環境を重視する。そういうクオリティは同じ。桜蔭、豊島岡、吉祥女子、山脇などは、まずは大学進学実績ありきで、そこに向かって個性を活かす環境というクオリティで同じような質感。

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☆前者は、予測不能な未来にあっても、子どもが自ら乗り越える才能を拓く環境がある。いわゆる21世紀型教育。

☆後者は、東大を頂点とする学歴社会=塾歴社会の現状を認識し、当面そうはいっても社会は変わらないという認識が基本。20世紀型教育を洗練させていけば、合格実績はあがるし、その合格した場所で、個性を発揮できるから幸せであるととらえる20世紀型教育。

☆どちらの教育の質が良いかどうかは、価値観の違いで、私事の自己決定の範囲。だから、20世紀型教育観を重視する価値観だと、自分の偏差値とその学校を受験する母集団の偏差値を照らし合わせて作戦を練るだけであり、21世紀型教育のクオリティが同じ感覚の学校にまず絞って、その中で、自分の偏差値とその学校を受験する学校の母集団をマッチングさせていくという2段階で学校選択を考えるか、大きく分ければ2通りになる。

☆偏差値だけで学校を選べば、いつのまにか学校の評価は偏差値と同じであるという幻想に陥りがちで、現状この選び方が学歴社会を強化しているというのは、社会学的にはクリティカルチェックされているのだろうが、そのような見解には耳を貸さないという選択もありだろう。

☆一方、クオリティで選び、偏差値に対する現状の共同幻想を払しょくしてくれる学校を選んで、子どもの才能を引き出すことによって個性を輝かせるというのもあり。

☆ピラミッド社会の中で位置づけられたポジションは、本人が選択したしないにかかわらず、その場の役割としての個性が付加される。

☆才能を開花した場合は、自分で未来を創ることになるから、その過程で内面からの輝きが内側から個性を映し出す。

☆前者はローリスクだし、後者はハイリスク。どちらの方法で選択するかは迷うのは当然である。

☆ただ、選択の方法を自ら選ぶことが、入学後の子どもの心の構えが、fixed mindsetになるかGrowth Mindsetになるかの重要な分岐点である。

☆偏差値だけで選ぶかどうか、クオリティでグルーピングし、その上で偏差値マッチングをするかどうか、まずはどちらの方法を選択するのか。そこの確認が入学後大事になるということ。

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