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2017中学入試動向(06) 工学院 世界を変える学校③

☆全体説明会が終わった後、中1のハイブリッドクラスの授業見学会にシフト。中学棟に足を踏み入れると、“Think. Make. Share.”という文字にスッーと誘われていった。壁という空間が問いかけてくる感じ。

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☆私たちは一般に、問いは、教師や両親や友達といった人間とかテキスト、テストが投げかけてくると思っているが、実は私たちの身の回りの物すべてが問いかけてくるのだ。

☆自立した学習者になろうとか、主体的で対話的な深い学びをと言われるのだが、それはあらゆるものが問いかける声に耳を傾けられるかということ。しかし、それはいかにして可能か?そんなことを思いながら廊下を振り返ると、これかあと確信した。

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(中2、中3のフロアー)

☆中学棟の廊下の壁という壁、生徒のプロダクトがずらりと並んでいた。生徒が考え、表現し、互いに分かち合った痕跡がる。しかし、それだけではなく、廊下を歩く者に問いかけてくるのである。

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☆君は世界の痛みにどうかかわるのかと。そして教室に入ると、さらに多様な問いかける空間が広がっていた。

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☆中1のハイブリッドインタークラスでは、数学を英語で学んでいたが、数学的概念の対話がホワイトボードに変換されていた。円の面積を出すwhatが目的ではなく、考え方であるhowが問いかけられていく。面積という概念を徹底していくと、中1の段階でプレ概念として微積の考え方が見え隠れしてくる。

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☆社会科では議論の空間が広がり、英語では対話の空間があった。

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☆学びの空間の多様性。もはや教室がインサイドで廊下がアウトサイドという境界線はない。

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☆そればかりか、サイバー空間は、学校と外部の境界線も越境する。この学びの空間の越境感が工学院の新たな学びの発想なのであろうが、その発想はどこから生まれて来るのか。

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☆それはオープンな職員室の雰囲気から生まれる。

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☆それは、休み時間の廊下の対話空間から生まれる。

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☆それは校長と教務主任の晴れやかな密な絆から生まれる。

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☆それは訪れた人を歓待する世界市民的精神の空間から生まれるのである。

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