« 2017中学入試動向(07)海城の生徒と教師の信頼関係 | トップページ | 2017中学入試動向(09) 東邦大東邦と市川 多様な入試改革牽引 GLICC座談会で »

2017中学入試動向(08)海城の教育を教師総出でプレゼン

(前回の続き)

☆全体会終了後、テーマ別学校紹介を行っている教室にいってみた。テーマは6つ。

①グローバル教育

②体験学習(PA:プロジェクトアドベンチャーについて)

③建学の精神&教育理念

④数学文化の発信基地

⑤社会科総合学習

⑥クラブ・生徒会

☆基本的には各教室でプレゼンテーションが行われていた。電子黒板を活用しながら映像やプレゼンテーションツールを介して熱く教師が語る。一般の説明会でここまで深く教育内容や授業内容を説明する学校は今ままであっただろうか。

Dsc00533
☆それにしても、入れ替え制なので、廊下で待つ保護者・受験生もいる。すかさず、廊下で海外研修について、世界地図を活用しながらのプレゼンが始まった。プレゼンというより熱い授業そのもの。いつも同じように授業が展開されているのだろうと推測するのは難くない。

Dsc00535
☆海城の特色ある教育と言えば、PAやDEだと思っていたが、それだけではなかった。数学教育の奥行きの深さに大いに驚いた。本ブログの「海城の数学 事象の概念化」という記事でも海城数学の試みについて少し触れたが、大学受受験数学以上のハイレベルな数学教育を行っている理由が展示されていたのである。

Dsc00558
☆明治以降の数学教育の草分け的存在である数学者松岡文太郎が海城で教鞭をとっていたということである。そして、それが生徒の数学研究「マス・フェスタ」に連綿と継承されているということにも気づいた。

Dsc00568
☆しかし、だからといって数学の大学受験勉強をおろそかにしているわけではない。ズラリと数学の独自教材も展示されていたし、なんといっても定期テストまで公開していたのだから驚かないわけにはいかない。

Dsc00575Dsc00579
☆それにしても、受験生と保護者の執念はすごい。高感度のアンテナを持っている。というのも「社会科総合学習」の教室3箇所ともすべて満席で、行列ができてしまうほどだったのだ。

Dsc00598Dsc00600
☆社会科総合学習では、骨太の卒業論文のプログラムが実施されている。そしてそのカリキュラムポリシーはそのまま中学入試の社会科のアドミッションポリシーになっている。

☆歴史と地図・グラフなどを学際的に考察して論述する問題が出題される。だから、受験生・保護者は、その社会科総合学習がいかなるものか勉強しようとと思ったのだろう。

Dsc07238
☆海城の先生方の情熱と受験生・保護者の意欲がものすごい熱気を発生していたので、ふと外を眺めたくなった。

Dsc00589
☆快晴の空と鮮やかな緑の芝生の間で、弾むボールと快走している海城生の姿に、どこかホッとするものを感じた。




|

« 2017中学入試動向(07)海城の生徒と教師の信頼関係 | トップページ | 2017中学入試動向(09) 東邦大東邦と市川 多様な入試改革牽引 GLICC座談会で »

中学入試」カテゴリの記事