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富士見丘 教育の質が高いとはこういうこと

☆富士見丘学園は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)として、グロ―バルゴールズに向かって抜群の新しい学びを開発しているので有名だが、中1、中2のロングホームルームのアカデミックスキル講座がまたすごい。

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(富士見丘の中1のアクティブラーニングシーン)

☆先日は中1で、ヴィトゲンシュタインの言語の限界は世界の限界であるに気づく「あひるーうさぎ」とカントの「コペルニクス的転回」を結びつけるアクティブラーニングが行われた。このプログラムを通して、ものの見方を180度変える「クリティカルシンキング」について学んでいた。

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☆そして、最後にルーブリックの自己評価。iPadで入力するとこれまでの自分の思考の在り方と今回の思考の在り方が比較でき、自分の思考のパターンがわかるようになっている。

☆また、教師の管理画面には瞬時に、集計ができるため、今回のプログラムのねらいに対する生徒の反応がわかるようにもなっている。

☆忙しい教員であるがゆえに、瞬時にプログラムの手ごたえをつかみ、リファインすべきところを知ることができる。次回の授業改善にすぐに活用できるところに、生徒も教師もエンパワメント評価できるポイントがある。

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☆また中2は、11月23日のイベントに向けて、中2全体のプロジェクトが動いている。それは、武美の教授陣、キュレーター、アーティストとコラボしてキャンパスで美術展をデザインしようというもの。

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☆そのリーダーである「アイプロリーダーズ6人」が集まって、どこまでできたら、どういう状態になったら、このイベントは成功なのか、自分たちでルーブリックを創った。

☆ルーブリックの創り方は、写真や絵を見て何を感じるのか、それらを付箋紙に書き出して、カテゴリー分けしていくなど、中1のころから行っているアカデミックスキルを活用していた。

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☆ディスカッションの過程で、「アイ」という多義語を使用したのは、見に来てくれた方に固定観念を持ってほしくないから、もっといえばそれを壊して感動して欲しいからという「仕掛け」をデザインしているのだということを強調していた。かといって、押し付けがましいのはダメなのだとも。訪れる方と自分たちキュレーターとの化学反応が生まれることが大事なのだと。

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☆ここでもコペルニクス的転回、つまりクリティカルシンキングが発揮されているではないか!デザイン思考へ土台が着々と形成されている。

☆富士見丘の生徒のアカデミックスキルとデザイン思考については、しかるべき場で発表したい。とりあえず速報的にここにメモさせていただいた。

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