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未来の名門校【02】 三田国際 ダントツ新名門校②

☆前回、三田国際がダントツ新名門校である理由は、“Soul”の学内外の浸透力にあると述べた。そして、これを浸透させるために「メタ・ルーブリック」の存在が重要なのだと。

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☆なぜなら“Soul”の浸透は、想いだけでは広がらない。特に、三田国際のように2015年、2016年、そして来年の2017年で、中高6か年の定員が完全に満たされるように成長した場合、新しい教師を多数雇用しなければならない。

☆2014年までの戸板女子時代は、全校生徒が180名ぐらいだった。それが2017年来春には、各学年200名強になる。教師の数は、2014年のときに6倍になるのだ。

☆したがって、“Soul”を想いだけで伝えていたのでは、それぞれが勝手な言葉で話し始めかねない。そこで、学園長は夜を徹して教職員と対話し、学習指導部長は毎月のように、というより必要な時にこまめに教員研修を行う。

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☆そして、その言葉はシステマチックにデザインされていくから、当然三田国際のビジョンや発想や思想やもの見方など世界標準かつ三田国際流儀のオリジナルの「基準」というか「ものさし」が構築される。

☆その「ものさし」にしたがって、アドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーが循環する。普段の授業のプログラム・テスト・評価が組み立てられる。行事や部活の運営の基準にもなる。

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(各教科の入試問題傾向分析。実にシステム思考が作動していた)

☆この基準が「メタ・ルーブリック」と呼ばれてるものだ。工学院や首都圏模試の「思考コード」に相当するものである。

☆三田国際のシステム思考が確立されていることがわかるのは、入試問題傾向説明会で配布された冊子。どの教科も、この「メタ・ルーブリック」に紐づいていて、思考活動は教科を越境するようにダイナミックな教育活動が行われていることがわかる。

☆ただし、「メタ・ルーブリック」がいかなるものかは企業秘密で、この冊子にあるのは、入試問題作成&評価のための「サブ・メタ・ルーブリック」と各教科の「ローカル・ルーブリック」に基づいて正答率分析。

☆実にわかりやすいし、よく整理されている。受験生・保護者にとって、「メタ・ルーブリック」とは何かがわからなくても、それが浸透している入試問題の対策をすることで、入学後なるほどこういうことだったのかという気づく仕掛けになっている。

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☆「メタ・ルーブリック」―「サブ・メタ・ルーブリック」―「ローカル・ルーブリック」というマクロ―メゾ―ミクロのシステム思考がきっちり組み立てられているのに驚愕。おそらくこのことはまだまだ多くの人は気づいていない。

☆わかるのは、三田国際、工学院の先生方と首都圏模試センターのスタッフだけだろう。もし、三田国際のメタ・ルーブリックについてのそのサワリを知りたければ、首都圏模試センターの「私学の魂web限定盤」を見るとよいのではないか。

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