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2017中学入試動向(31)静岡でも思考力や創造的才能発掘の動き

☆静岡新聞(2016年9月14日)によると、「静岡英和女学院中は13日、2017年度入試から「基礎適性総合型試験」を導入すると発表した。同校によると、科目別ではなく総合型の導入は静岡県内の私立中入試で初めての試みという」ことである。

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(東京女子学園もPISA型入試を行う。適性検査型というより思考力テストに近い)

☆2020年大学入試改革に対応するために、「思考力、判断力、表現力」に適性を持つ生徒を選抜し、育成する目的で実施するということらしい。

☆メディアや塾関係者には、そういう言説が通りやすいからだが、もちろんそんな表層的なところに転換の意味があるわけではないことは多くの人が知っている。

☆今日の静岡新聞によると、「静岡大付属浜松中(浜松市中区)は小惑星の発見を目的とした宇宙画像の解析や中央省庁官僚との討論会などを通じ、未来の理系人材の育成を目指す「浜松トップガンプロジェクト」に取り組んでいる。産学官が連携して子どもの才能を発掘する希望者を対象にした独自の教育活動で、通常の授業のレベルや枠組みを超え、「出る杭(くい)を伸ばすこと」(同校担当者)が狙いという」ことだ。

☆また、、リセマム 11/14(月) 17:15配信には「人工知能『東ロボくん』東大模試数学で偏差値76.2」という記事が掲載されている。

☆要は、2020年大学入試改革の背景には、宇宙工学やAIという産業工学の進化があって、未来はもはや、今までのように教科書の枠内で勉強して椅子取りゲームをやっている場合ではないことが明らかになっているのである。

☆宇宙工学、遺伝子工学、人工知能、海洋工学など存在の根源に迫るリベラルアーツの現代化が急務の今日、新入試が増えるのは必然だろう。

☆「トップガン」とは何とも軍事的な匂いのする言説で、好きではないし、まだまだ一握りの子どもの才能開花が目的であるところが気に入らないが、それでも、このような機会がどんどん生まれて来ることは、バタフライ効果はあり、やがて大きな変化が生まれるだろう。

☆各自治体、各学校が、このような創造的才能を拓く機会をどんどん増やしていってもらいたい。

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