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2017中学入試動向(35) 春日部共栄 人気の理由 すべてに元気

☆11月の首都圏模試センターの「統一合判」の志望者総数(男女合わせて)前年対比は161%。オリンピック選手も出るくらい、どの分野でも情熱をを抱き、元気にチャレンジする学校。ある意味痛快に明るい。20世紀型だとか21世紀型だとか能書きはいらん、何でも明るく元気に挑戦しようみたいな雰囲気の学校。

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☆スケールはドデカイが、探究活動も凄い。というより同校サイトにはOB・OGの卒業後の活躍もきちんと発信するきめの細かい教育も行われている。つまり、同窓力のネットワークを太くどこまでも広くつないでいる。口コミ評判が広がるはずだ。

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☆世界初の解明をしたOBが研究者としてドイツ留学するところまで追跡している。それから、海外の大学や大学院に進学している生徒も多い。何も開成に行かなくても世界的なスケールで活躍する生徒はいっぱい輩出されている。

☆なぜ開成と比較するのか?というのは、実は似ているからだ。男子校と共学校だから、まず比べることはしないだろうが、実は海外大学進学にも射程が広がっていること、同窓力を大事にしている点では、相当近いものがある。

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☆埼玉私学というと東大進学!っという感じがするのだが、春日部共栄はちょっと違う。東大ももちろんがんばるが、あれもこれも生徒1人ひとりのタレントを大いに生かそうとする教育。開成をだいぶ元気にした感じの学校。

☆とにかく、痛快丸かじり!爽やかな感じの学校である。


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